<News Angle> 三井住友、日興コーデ買収 5000億強、シティと基本合意 | haru's Angle

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今日4回目の<News Angle>。今回は、かねてから話題となっていた三井住友フィナンシャルグループがアメリカ・シティグループの傘下の日興コーディアルグループを5000億円強で買収することで基本合意しました。このニュースについてお伝え致します。


三井住友フィナンシャルグループは今日(28日)、アメリカ・シティグループとの間で、シティ傘下の日興コーディアル証券と日興シティグループ証券の大半の事業を買収することで基本合意しました。買収額は5000億円強。週内にも三井住友、シティの両社首脳が記者会見して発表します。大手銀行が大手証券を傘下に収める国内で初めての事例となり、金融勢力図が大きく変化します。


業績の急激な悪化でアメリカ公的資金の注入を受けたシティは1月、日興コーデを非中核事業に分類して、入札による売却手続きを開始。買い手候補には三井住友に加えて、三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3メガバンクが名乗りを上げました。今月20日に締め切った二次入札では、三井住友が最も高い買収価格を提示。24日にシティと独占的に交渉する優先交渉権を獲得していました。


三井住友フィナンシャルグループ 日興コーディアル証券・日興シティグループ証券 買収決定


という訳で、三井住友が日興コーデを買収することを決めました。今回のこの買収で大手銀行が大手証券を傘下に収める国内で初めての事例となります。これによって日本の金融勢力図が大きく変わります。果たして一体どうなっていくのか?今週中に行われる記者会見にも注目したいと思います。