二日にわたって行われた心理検査が終わった。

一日目は、絵を見ながら心理士さんとお話。

二日目は、脳トレのような感じだったらしい。

 

学校には行くことができないけど

見た感じも話す態度も、何も違和感がないし

生活自体にも影響が出ていないからか

「何のために心理テストを受けるの?」

「受ける必要ないんじゃない?」と

周りの人に言われる。

 

大学や就職など将来のため

周囲の人に理解してもらうため

理由はいろいろあるけど

特に一番大切なのは

nagi自身が知っておく必要があるから。

 

7歳の時、自閉症の検査を受け

グレーだと診断され、そのままにしていた。

その時は学校に通うことができていたから

「診断名はつけずに様子を見ましょう」と

小児科の先生に言われた。

でも、今思うとあの時もっと深く

ちゃんと検査してはっきりさせるべきだったのでは?

と思うことがある。

nagiはずっとずっと一人で苦しんでいたのではないだろうか。

 

どうして皆は普通に座っているのに

自分はこんな嫌な気持ちになるんだろう。

どうして皆は楽しそうに学校行くのに

自分は全然行きたくないんだろう。

 

もしそんな日々が続いていたとしたら

申し訳ない。あの時できた対処法が

他にあったのではないかと後悔する。

 

だからこそ、自分の特性を知って

他の人と違ってもいいんだ。

自分なりのやり方を見つけていこう。

という気持ちに持っていってほしい。

そのための心理検査だと思っている。