台風21号で | 銀色の風の中で

銀色の風の中で

年齢不詳の自称姫が神出鬼没・気まぐれな内容で気まぐれな更新頻度で綴るブログです。

全国各地で大きな被害ももたらした台風21号ですが
皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか?
 
安曇野市も一時避難場所が開設されるなどしましたが
これといった大きな被害もなく無事に朝を迎えました。
 
しかし大雨による河川の増水は避けられず
犀川の出発点である奈良井川と梓川の合流地点や
.
 
 
 

 
 
その先の下流域の田沢橋付近はいつもは見える川原は水没し
 
 
 

 
 
 
そして水害対策の為、黒沢川から雨水を排水する為に作られ
普段は水が全くないあづみ野排水路も今回は川いっぱいの
茶色い水が。
 
 
 
 
河川はなんとか無事だったものの
倒木の為に松本と安曇野市を繋ぐ道路で
通行止になった箇所が出たりと
市民生活に影響が出てしまって
 
やはり自然災害は他人事ではないのだと
実感させられました。
 
そして1番痛感したのはイザという時に
実家の両親をいかに安全な場所に避難させるか。
 
今回土砂崩れの心配があった為
山間部に住む実家の両親を市が用意した
一時避難所に避難させる事を考えたのですが
それには食料と身の回りの物を用意しなくてはならず
しかも自力歩行が困難で移動には車椅子が不可欠で
認知症を発症している母を雨の中連れ出す事も
簡単ではなく、今回は大事に至らなかったとはいえ
もし、次に同じように避難を考えた方が良い事が
発生した場合どうすれば良いのか。
 
今まで車椅子の母が避難場所で生活する事を
真剣に考えた事がなかったので改めて現実を
突きつけられた感じで反省しか出てきませんでした。
 
無事に避難場所に着いたとして
トイレは紙おむつ、時折幻覚を見て
大声を出すとなると集団生活には問題も大きいワケで。
 
一口に「避難場所」と言われても
健常者でない者はそう簡単に利用出来る施設では
ないワケでして。
 
今まで自分と息子の事で心がアップ状態で
こうした介護が必要な者にたいしての避難について
市はどう考えているのかなんて事がなかったので
いい機会ですから1度市の危機管理室に
問合せてみたいと思うようになりました。