幸福感を高めるのは「自己決定権」〜意思決定支援の重要性 | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。

 

仲の良さそうな家族のイラスト

 

あなたの幸福感は次のどれに当てはまりますか

1.満足

2.やや満足

3.どちらとも言えない

4.やや不満

5.不満

 

 

幸福感と自己決定―日本における実証研究によると

幸福感を決定する要因になるのは、健康、人間関係に次いで自己決定だということが分かりました

 

主観的幸福感を決定する要因の重要度

 

 

 

所得、学歴よりも自己決定が強い影響を与える

自己決定度が高い人は、幸福感も高くなる

幸福感が高ければ、自己肯定感も高くなる

 

 

書籍「新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣」の中でも【幸福を決定するものは何か】について

・環境10%

・遺伝による設定値50%

・意図的な行動40%

とあります

 

 

 

 

 

わたしたちは、朝起きたときから夜寝るまでの間に、たくさんの選択・自己決定をしています

・どんな服を着るか

・朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんは何を食べるか

・外出するときの手段は、徒歩なのか、バスなのか、電車なのか

・スマートフォンを買い替えるのに、iPhoneにするかAndroidにするか

 

などなど

 

こうした選択を自分でできることが、幸福感を高めることになるということですね

 

 

以前、訪問ヘルパーを利用している友達との話しです

 

わたし:朝、着る服は自分で選んでる?

友達:ヘルパーさんが出してきたものを着る

わたし:どうして自分で選ばないの?

友達:・・・・・

 

自己決定してヘルパーに伝える力があるにも関わらず、それをしようとしない、悲しくなりました

 

すべてヘルパーさんにお任せしてしまっている場合もありますが

それでもヘルパーさんは、利用者さんに「どれにする?」と問いかけをしないといけないのでは?

「自己決定権」を奪う行為だと思うのです

 

でもこうした事例

障害のある方の福祉施設や家庭でも、ありがちなことではないですか?

 

障害の程度や経験値の不足などによって、自分で選ぶことが難しい場面もあります

手が回らず、意思の確認を十分に行えない場合もあるとは思いますが

 

「自己決定度が幸福感を高めることになる」ということを熟考した上での行動を心がける必要がありますね

 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

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