対話なくして理解なし | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。

 

 

あなたはどちらかの飲み物を選ばなくてはなりません

 

どちらを選びますか?

 

A.「飲んだらニガニガ」

B.「飲んだらゲロゲロ」

 

おそらく、ほとんどの人はどちらも選びたくないと思うでしょう

 

 

では、これはどうですか

 

A.りんごジュース

B.オレンジジュース

 

これなら好みに合ったほうを選べますね

 

 

人は知識や経験のないものを示された場合には、選ぶことができず、怖さを感じたり拒否反応を起こしたりします

 

 

このニュースは、その事例ではないでしょうか

 

 

 

町内会の人たちは、障害のある人とリアルに接する機会が少ないんじゃないかと多います

 

一方、運営側の人たちは、町内会の人たちがどのくらい障害のある人へ理解度があるかを把握できておらず、理解を得るための説明が足りなかったのかもしれません

 

 

 

わたしの家の近所には多機能型事業所があります

建設前の情報では、高齢者施設ができると聞いていました

しかし、完成したものは障害者施設

 

建設前に地域住民を集めて説明会を開くことがあると思いますが、説明会を開いたのは完成直前でした

 

開所式で事業所を運営する法人の理事長挨拶では

「地域住民の方の反対はありませんでした」と

 

建物ができてから説明されたら反対もできませんよね

ふざけるな!

と言いたくなりました

 

反対する気持ちは全くありません

ただ、どうして建設前に説明会を開かなかったのか

悪い言い方をすれば、反対されたら困るから建物ができてから説明しようという悪意があったのではないか

そんな考え方もできてしまいます

なので今回のニュースで、町内会の声も理解できないわけでもありません

 

「障害者差別だ」という声もあります

「差別」も相手のことを知らない・わからない・説明が不足していることが原因のひとつになってるんですよね

 

 

自分のことを理解して欲しかったら、相手のことも理解すること

お互いに理解し合えるようにするには、対話が必要不可欠です

 

 

 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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