超リアルな内容でした | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。


先週土曜日。


マジカルトイボックス第48回イベントに


参加してきました。

 

 

AACセミナーでの伊藤先生お話。。。

 

特別支援教育の現場にある問題に

 

いくつも苦言を呈していました。


今回のセミナーは、


障害のある子どもを持つ


保護者の方々にも是非聴いてほしかった!!


わたしもお話を聴いていて、


まったくその通り!!


と、何度も拍手してしまいそうになりました。


不満や疑問に思っていることを


代弁してくれたからです。


きっと、在学中の保護者の方が聴いても


超リアルな、笑えない内容だと思います。


現在の特別支援教育の現場は、


わたしが養護学校に在籍していた

 

30年前から、何ひとつアップデート

 

されていません。


おかしな話ですよね。

 


ゲスト講師として、


神奈川県横浜市在住の小学1年生


古川 結莉奈さんとお母さんが登壇しました。

 


生まれつきの筋肉の病気で、


自力で体を動かすことができず、


気管切開、人工呼吸器、胃瘻をしています。


そんな彼女が、1年ほど前から


タブレット端末(iPad mini)の活用を


始めたということで、


どんな風に活用しているかを


紹介してくれました。

 

 

お母さん手づくりのバランサーに腕をのせ、

 

手にタッチペンを持ってタブレット端末を操作しています。

 

 

 

会話には、ドロップトークと指伝話という

 

アプリを使用しています。

 

 

 

ドロップトークと指伝話を使って、

 

スマートスピーカーを操作。

 

 

 

スマートスピーカーとスマートリモコンを使って、

 

家電を操作。

 

 

 

動画を楽しんだり。

 

 

 

友人とのLINEで、会話力をUPさせたり。

 

 

 

カメラアプリで写真を撮ったり。

 

 


絵日記を書いたり。

 

 

これだけできることがたくさんあるにも関わらず、


特別支援学校の先生たちからは、


勉強もコミュニケーションもうまく取れない


重症児と見なされてしまうことがある。


と、お母さんが言っていました。

 

 

特別支援学校の先生の中には、


見たままの状態だけで判断して、


内面を注視していないことが多々ありますね。


彼女のこれからの成長が楽しみです。

 


それからネット中継もありました。

 

中継先は、教員採用試験を翌日に控えた女性。


視覚障害と肢体不自由がありながらも


テクノロジーを活用しながら勉強している


様子を紹介してくれました。

 

 

障害や病気を抱えた人が


テクノロジーを活用している実例を

 

見せてもらうと、わたし自身も

 

とても参考になりました。

 

 


午後からは、一般展示を見学。


iPad/iPhoneをマウスで操作が

 

できるようにする「アマネオ・ビー・ティー・アイ」


の体験をさせてもらいました。

 


100円ショップで買えるもので作った


スヌーズレン(のようなもの)の展示も


ありました。

 

 

 


夏休みの工作にしてもいいかもしれませんね。

 

 

帰りに、一緒に参加した山ねこ工作室さんと


一緒に東京駅八重洲地下街で、


お疲れ様会をしてきました。

 

 

 

 

 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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