佐野有美さん 記念講演 | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。

こんばんは、yagichanです。

市内で行われた障がい者フォーラム&社会福祉大会に

参加してきました。

 

昨年の障がい者フォーラム開催時に、

「来年は佐野有美さんを呼びたいと思っている」

と関係者の方から聞いていたので、

とても楽しみにしていました。


テレビなどでは拝見していますが、

やっぱり生で話しが聴いてみたい。

そして直接会ってみたい。

そう以前から思っていました。


明るい性格の持ち主だということは知っていましたが…

実際に話しを聴いてみると、テンションが高い。

多くの講演活動をされているからなんでしょうね。

参加者の興味を集め、会場を盛り上げる巧みな話術もありました。

いい勉強になりましたね。

時間は90分。

幼少時代から現在に至るまでの出来事を

エピソードを交えて話してくれました。



話しを聴いてみて感じたこと。

それは、本人の努力がもちろんありますが、

それ以上に両親や学校の先生の育て方・生活環境に

大きな影響があるんだなということです。

両親は一つでもできることを増やしてあげようと

着替えや食事など様々な練習をさせたそうです。

そして有美さんもそれに応えるかのように努力し、

できることが増えると、

自分で出来ることの幸せを感じることができたそうです。

今では、メイクやつけまつげをするのも自分でやっているとか。


もし両親が何もかもやってあげてしまったら…

一人では何もできず、

どうすればできるようになるかを考えることもせず、

重度障害児となり、

家にこもりきりの生活になってしまったかもしれません。、


「うちの子は○○ができないの」

という保護者の方が時々いるのですが、

本当はできるのにやらせようとしていなかったりします。

それでは何もやらせてもらえない子どもが可哀想です。

大人の想像だけで決めつけて欲しくないですね。

たくさんの可能性を持っているのですから。


学校の先生や友人たちも有美さんのことを

障害者として見るのではなく、

困難を抱えた一人の人間として接していた

そんな環境があったのも良かったのでしょうね。



講演の最後には、いつも大切にしている言葉を

色紙に書いてくれました。

ありがとう

笑顔

支え合い



わたしたちも大切にしたい言葉ばかりですね。

講演終了後、握手と一緒に写真を撮ってもらいました。

 

夢に向かい、歌手活動もしている佐野有美さん。

今後の活躍も楽しみにしています。

 



今日もブログを見ていただき、ありがとうございました。

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