毎度おなじみ週末港湾部釣行記。
土曜朝。仕事明けでちょっと時間が空いたので、本命？ポイントへ入る前にちょっと寄り道。
お子様サイズの猛攻に遭い、軽く12本。 Max45cm(苦笑
ま、遊ぶ為のタックルで行ったのでそれなりに楽しかったよ。
で、良い時間になったので、仲間の居る（であろう）ポイントに向かう。
ところが…入ろうと思っていたポイントに人の姿は見えず（泣
ってことで、他の仲間が入っている超メジャーポイントへ移動。
湾バイブをノットしながら向かい、「プレッシャーが掛かってないからまだ上でしょ？」ってことで3mくらいのレンジをトレース。
サカナな素直に反応してくれて、50cmちょいをランディング。
もう１投して反応が無かったので、てくてく歩いて、おぐさん、Yさんのコンビと合流。
合流してしばらくはみんなにヒットもあり55cm・60cmちょいを追釣。
ちょっと警戒心が高まりアタリが遠のくが、湾バイブをカラーチェンジしていってコンスタントにバイトを得る。
基本的な使い方ではあるけど、このルアーはリトリーブを止めるとスーっとテンションフォールに切り替わり、再び巻き始めると、波動大きめ・ピッチ数多めの泳ぎが急に立ち上がる。この泳ぎ始めの瞬間が結構スイッチになるんだけど、この日はこのパターンが強かった。
「上昇に反応してるのかな？」とも思って意図的にレンジキープしながらバタバタさせ始めても反応があって、結局この日はバタバタが始まった瞬間にアタリが集中。
トレースしたいレンジに落として、バタバタっと見せてふっとストップ！そっから再度立ち上がらせ…ゴンっ！
45cmくらいを追加。
足下バラシも加えながら、さすがにこのパターンへの反応も無くなってきたんで、いろいろ変えるもダメ。
ちょうど潮も止まってきたんで、部長、HCさんを交えながら談笑メインの時間へ。
それなりに時間が経って、遠くでヒットが出始めると、再びニンゲンの活性が上がる。
「ま、とりあえず、今日のヒットパターンから」ってことで、再び湾バイブをノットし、垂らし短いバージョンのフルキャスト。
リリースが上手く行った時独特の、溜息が出るほど良い飛行姿勢で湾バイブは風を切り裂き、60ｍ先に着水。
レンジが掴めないので、ボトムからオールレンジを探るコースを想定。
感度を重視し、サミング多めのフリーフォールで着底を待つ。間もなく、Vonarmが過剰なまでの感度で何か硬いものの上に着底したことを伝えてくれる。
刹那、ロッドを煽りボトムを切ると…ラインにテンションが掛かる。
「あっ、根掛かったかな？」と思う間もなくゴゴゴっつ!!と鋭敏に生体反応が伝わる。
挨拶代わりにさらにテンションを掛けると…「ん？？アタマを向かせられない？」
Vonarmが描くカーブの頂点は既にベリーまで移行。65くらいを獲った時には演出程度にしかドラグを鳴らさなかったSTELLAがたまらずラインを吐き出し始める。
サカナも異常に気付いたか、一気に走り始める。
フッキングを兼て左手でスプールにテンションを掛けながらサカナの様子を見る。
一旦絞られた後、Vonarmの弧はややマイルドに…攻守逆転。80ｍ以上放出したラインを奪回すべく一気に巻き取る。
しかし、寄っては来るが、サカナもかなりの抵抗を見せ攻守は頻繁に切り替わる。
「こりゃ、久々にいったか!?」と心拍数は上昇。
出されはしても主導権は握っている。フックがST-31の#6ということを考えると…ドラグを絞らず、獲ることを重視。
しかしこのサカナ、異常に引く。
「バイトはボトム…カタクチを活発に追うタイプのバイトではない…ひょっとすると…90over」
「スレ？」「スズキじゃない？？」
悲鳴を上げ続けるドラグ音を聞きながら疑念がよぎる。
近くに居た仲間も異常に気付く。
最初は「お～、引くねぇ～！」なんて言ってるけど、わたしがかなりのパワータックルを使っていることを知っている仲間は事態の「深刻さ」を理解する。
しかし、サカナは寄って来ない…
寄せてはいるんだけど、主導権がこっちにあるのにトルクがあって寄せきれない。
そして1回のランが長い。
釣りを休止して、見守る？仲間の期待に耐え切れず、
「スレかも知れないよ？」「つか、スズキじゃないかも？」と軽口を叩きながら「90いっちゃったんじゃね？でも…なんかヘンな感触…」と思いつつ、ひたすらラインを回収。
漸く抵抗も緩み、濁りの薄い海中に銀色の魚体が浮かび上がる。
Yさんが「スズキだ！結構良いよ！」と声を掛けてくれる。
「そりゃ90あるんだから良いよ！」と思いながら海面を凝視すると…
「ん？…デカっ…くはない…な…？」
さらに浮き、魚体が鮮明になると…
…
…尾鰭の付け根にガッチリと湾バイブがフッキング…脱力。
「そりゃ引くよな…」と部長からも生暖かいお言葉を掛けて頂いて、Yさんにタモ入れしてもらう。
70ないくらい。
いや、上げた時は70超えないと思ってたんだけど、翌日自分の目ジャーが小さめに傾いていたことを確認。
ま、68でも72でも変わんないや。
焼肉回避も出来るし(ﾆﾔﾘ
ま、久しぶりに、心地良くウデがダルかったってことでよしとしよう！
これを上げてこの日は終了。
で、日曜日。
日暮れから酒も飲まずに某所で延々と長話をして（いつもすみません）、家に帰って来たのが04時頃（汗
タックルを準備して、いざ家を出たら雨ザーザー、風ビュービュー！
「風が強かったから水温も下がってるだろうし、活性も落ちてるだろうな…」とアングラーの活性が落ちた時の言い訳を呟きながら、「こりゃ、みんなも来ないでしょ？」と道具を持ち帰り、寝る支度を…しようとしてたら次々とメールを受信。内容は云わずもがな。
気が付けば「早朝ミーティングの為」仲間の居るポイントへ向かっていた（汗
現場はジャンキー共で賑わっておりまして…みなさんお疲れ様です。
わたしが言うのもアレですが…「ホント好きなんですね…」
「ま、来たからには…！」ってことで、テンション低めのまま、昨日から使いっぱなしのラインシステムでとりあえず湾バイブを投げる。
…
…
…無反応。
ま、さすがに猛者揃いなんで、ポツポツと出ているようだけど、少なくともわたしに出せるサカナはいなかった。
で、風雨に曝されながら、仲間と談笑。
テールスピンでヤル気のないサカナを捻り出すジムさん。
衰えませんなぁ…
この状況でレンジバイブで出したトラさん。いや、このバイトを取ったのはスゴいと思う。ホント。
ま「55はないでしょ？」とか言っちゃったけど(汗
冗談じゃなく、ちょっとわたしの目ジャー狂ってました。
この悪条件で尚、煮干釣法でサカナと勝負してるのぶさん。
しっかりサカナを掛けてたYさん（うん、足下に寄せた後は見てなかったよ！）
夕方まで頑張ってたらしいヒロキさん。
いや、なんつ～か、あなたたちホントどっかおかしいですよ（笑
10 May
Rod : Vonarm 73
Reel : STELLA 4000s
Line : seabassPE F-Zero #1.2
Leader:Grandmax FX #4
Hit Lure:湾バイブ（のみ）
11 May
Rod : Artesano Esperanza RAZ-92PEZ Primado
Reel : STELLA 4000s
Line : seabassPE F-Zero #1.2
Leader:Grandmax FX #4
Hit Lure:N/A