6月5日は市中央公民館へ、第5回「今治能」と第15回関西観世花の会の同時公演を観に行きました。


中央公民館の正面玄関にある駐車場には、障害者用スペースに早くも場所取りと思しき車が1台とまっている。運良く隣が空いていたので、車を止め、車椅子に乗り換え、会場へ。会場入り口で、顔馴染みが今日ばかりは和服姿であちこちにいる。その中の一人の案内で会場へ。


会場は80%位の入り。しかし何時も感じる華やかさは感じられない。観客も落ち着いてきたか。


花の会の仕舞に始まり、舞囃子、狂言、仕舞と続き休憩をとる。いよいよ能だ。

橙黄会代表の大亀藤英が演じる前半の静御前・後半の怨霊は当然として、圧巻は去年に続いての出演の三神幹汰君(亀岡小6年)だった。黄色い声を張り上げ、伸びやかに謡った彼の熱演に、拍手したい。


身近な人が出演することで、能を寄り身近に感じた人が多くなったことと思う。