昨日に比べると、暖かく感じたので愛媛県美術館へ行って見ました。


「円空・木喰展」です。


円空はいざ知らず、「木喰」は「もくじき」と読むことさえ知らなかった。


彼は円空より100年くらい経った江戸時代、90歳以上まで生きた背の高い人で、5穀と塩を絶つという「木食戒」を受けた真言宗のお坊さんで、弘法大師を慕って四国へも足を延ばしたという。


円空の作品は小さいと勝手に思い込んでいたので、木喰の作品も同じだろうと思っていた。

「微笑(わら)う仏たち」といわれる木喰の自画像を含む展示品は、イメージと違い大きな作品が多く驚いた。


尚、愛媛の地に伝来する円空仏1体と木喰仏2体も展示されていたが、これは県内で初めての公開とのこと、一見に値すると思う。