世界の自動車産業は、旺盛な需要を抱えた中国以外、不況にあえぎ電気自動車にその活路をもとめている。


そんな中、オーストラリアで行なわれた3000㎞におよぶ太陽電池レース(ソーラーカーレース)において、東海大のチームが優勝した。

ドライバーは同大学出の、かの“しのけん”こと篠塚建次郎。彼はパリ・ダカール・ラリーで優勝した名ドライバーだ。


電池はシャープが開発したもので、宇宙で使うものだというが、地上での性能を確かめたかったという。



オーストラリアといえば、1957年、当時の“豪州ラリー”にトヨペット・クラウンが初めて出場した。トヨタのモータースポーツの歴史の始まりである。

初出場から10年たったとき、トヨタの夢は車の年間生産台数100万台だった。

それがご存知のような状態である。たった50年前の話しだ。


聞くところによると、電気自動車はガソリン車に比べ部品数が少ないという。


これまでのように、業界の裾野は広がらないのではと心配する専門家もいる。