昨夜の日曜洋画劇場で、渡辺謙・樋口可南子主演の、「明日の記憶」がTV放映されていた。


2004年から2006年までの物語で、2006年の作品という。


未だ子供を育てなければならない働き盛りの男性が、若い医師から“若年性アルツハイマー”と告げられる。


MRIの画像診断の結果を知らせるところ、経験の多いベテランが良い医者とされる考え方、病名を告げられて思わず病院の屋上へ出るシーン・・・。

いづれも身につまされた。


若い医者は、自分の親父が同じ病気であることを告げ、それを聞いた男性が、少し心を開く場面は、(こんなことで患者が納得するとは思えない)頷く訳にはいかなかった



妻の顔も完全に忘れた最後のシーンは何ともいえなかった。


妻は夫を懸命に受け止め、共に病と戦う決心をする、ということを表しているらしいが・・・・・・。



それにしても脳神経の病の進行の早さには驚かされる。