映画「劔岳・点の記」を観に行った。


「点の記」とはどういう意味か知らなかった。

三角点を建てていった記録だそうだ。


新田次郎の原作ということで、話は非常に分かりやすい。

最近の映画はどんでん返しの連続で落ち着かないが、この映画はそういうことはない。


あらすじは、明治39年、軍の陸地測量部から未踏峰の劔岳への登頂と測量の命令をうけた男達の物語である。


それは日本地図最後の空白地帯を埋めるという困難な任務だった。

山案内人達、山岳信仰、行者の様子、切り立った尾根、悪天候、雪崩れなどの厳しい自然と、よく描かれていた。



富士山が雲海の上に見えるショットを始め、画面の山の景色の美しさは、山好きには堪えられなかった



日本山岳会との登頂争いは平凡だったが、全体としては楽しめた。