時事通信 [11/9]
鹿児島･奄美大島で覚せい剤を使用したなどとして､覚せい剤取締法違反罪に問われた女優酒井法子被告(38)の判決公判が9日､
東京地裁であり､村山浩昭裁判官は｢覚せい剤に依存性があり､夫逮捕後の逃走は卑劣｣として､
懲役1年6月､執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した｡
村山裁判官は｢旅行先で使用し､使い残しを保管するなど､
覚せい剤への執着は明らか｣と指摘｡
約4年前に夫に勧められて始め､昨年夏ごろからは毎月数回ほど使用､被告から使用を持ち掛けたこともあるとして､
｢常習性やある程度の依存性が認められる｣と認定｡
常習性はなかったとする弁護側主張を退けた｡
夫の逮捕後､発覚を免れるため逃走した点について､｢事後の行動も卑劣｣と批判した｡
一方で｢罪を認め反省しているほか､責任を直視して覚せい剤と絶縁する決意をし､離婚も考えている｡
既に所属ﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝを解雇され､社会的制裁も受けている｣などと､情状酌量の理由を挙げ､執行猶予を付けた
判決言い渡し後､村山裁判官は｢事件の重みに負けず､薬物を断ち切って更生してほしい｣と説諭した｡
酒井被告は10月26日の初公判で起訴内容を認めて謝罪｡今後は夫と離婚し､介護を勉強する意向を示していた｡
検察側は公判で､｢被告をまねて罪を免れようとする者が出ることは必至｣と批判していた｡
鹿児島･奄美大島で覚せい剤を使用したなどとして､覚せい剤取締法違反罪に問われた女優酒井法子被告(38)の判決公判が9日､
東京地裁であり､村山浩昭裁判官は｢覚せい剤に依存性があり､夫逮捕後の逃走は卑劣｣として､
懲役1年6月､執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した｡
村山裁判官は｢旅行先で使用し､使い残しを保管するなど､
覚せい剤への執着は明らか｣と指摘｡
約4年前に夫に勧められて始め､昨年夏ごろからは毎月数回ほど使用､被告から使用を持ち掛けたこともあるとして､
｢常習性やある程度の依存性が認められる｣と認定｡
常習性はなかったとする弁護側主張を退けた｡
夫の逮捕後､発覚を免れるため逃走した点について､｢事後の行動も卑劣｣と批判した｡
一方で｢罪を認め反省しているほか､責任を直視して覚せい剤と絶縁する決意をし､離婚も考えている｡
既に所属ﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝを解雇され､社会的制裁も受けている｣などと､情状酌量の理由を挙げ､執行猶予を付けた
判決言い渡し後､村山裁判官は｢事件の重みに負けず､薬物を断ち切って更生してほしい｣と説諭した｡
酒井被告は10月26日の初公判で起訴内容を認めて謝罪｡今後は夫と離婚し､介護を勉強する意向を示していた｡
検察側は公判で､｢被告をまねて罪を免れようとする者が出ることは必至｣と批判していた｡