「子供いるから吸わずと約束」=ホテル部屋で1人、最終日断念-酒井被告

時事通信 [9/10]


女優酒井法子被告の覚せい剤取締法違反事件で、
同被告が調べに、
鹿児島・奄美大島への旅行について「子供が一緒だから吸わないと約束したが、最終日に吸ってしまった」と供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。


ホテルで子供不在時に、夫が拾った覚せい剤を使用したといい、
警視庁は同日、同島での使用容疑で追送検した。東京地検が追起訴する方針だ。

捜査関係者によると、酒井被告は7月20日から30日にかけ、
夫高相祐一容疑者=同法違反罪で起訴、再逮捕=と長男とともに、日食を見るため、奄美大島へ旅行した。


酒井被告は高相容疑者との間で、「子供が一緒だから旅行中は覚せい剤を吸わない」と約束していた。

30日は3人ともビーチにいたが、高相容疑者だけが部屋に戻り、ガラス製パイプで加熱して吸引した。


その後、酒井被告が長男を連れて戻ると、同容疑者は「おまえの分も用意してある」と声を掛け、
覚せい剤を残したまま、長男を連れて浴場へ行くため、入れ替わりに部屋を出た。


その後、酒井被告も1人で加熱吸引。高相容疑者が島で開催されたレイブ(野外音楽イベント)で拾った覚せい剤だったという。