酒井法子被告、思いを供述「逮捕されて良かった」


サンケイスポーツ [9/2]


覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴された女優で歌手、酒井法子被告が、

「あのままだと覚せい剤をやり続けていた。
逮捕されて良かった」と供述していることが9月1日、分かった。

警視庁は、最近も覚せい剤を使用していたとみて、裏付けのため同法違反容疑で再逮捕された夫、高相祐一容疑者の拘置期限を延長する見通し。


小学4年生の長男(10)はこの日、新学期を迎えた。

「夫と私は精神的に弱い人間です。あのままだと覚せい剤をやり続けていたと思うので、逮捕されて良かった」

この日、両親とも拘留されたまま新学期を迎えた愛息への後悔の思いがよぎったのか。


TBSの報道によると、酒井被告は猛省を口にし、さらに「覚せい剤を使い始めて半年経ったころ、やめようと思い、夫の覚せい剤をトイレに流した」とも供述。

「やめたかった」という思いと、更生したい思いを強調した。


所属事務所は解雇された。今後はまじめに更生の道を進み、息子のためにも早く社会復帰しなければならない。

だが、更生には、同じく覚せい剤取締法違反で逮捕された夫の協力が不可欠だ。

「夫に勧められて…」快楽の世界におぼれていった酒井被告。
これまで「やめようと思ったが、やめられなかった」と供述しており、半年前から別居状態の夫とは“薬”が絆でつながっていた。


酒井被告は逃亡中、同行した継母に「離婚して、子供と(継母の)3人で静かに暮らしたい」と離婚の意思を漏らしていた。

覚せい剤をやめたいという気持ちは、確かにあったのかもしれない。

だが、これだけボロボロになることが分かっていながら、やめられなかった被告の姿は、薬の怖さを物語る。

警視庁は酒井被告が最近も覚せい剤を使っていた疑いがあるとみて、9月2日に切れる夫の拘置期限を延長、2人をさらに追及する方針だ。