ついに出た!酒井容疑者の髪から覚せい剤

[8/20 9:31]


覚せい剤取締法違反容疑で女優・酒井法子容疑者が逮捕された事件で、

酒井容疑者の毛髪鑑定の結果、覚せい剤の陽性反応が出たことが19日、分かった。

また、東京地裁は酒井容疑者の拘置延長を決めた。
期間は28日まで。28日に保釈されるとの見方もあるが、

筑波大学の斉藤誠二名誉教授(刑法、刑事訴訟法専門)は「28日に起訴し、保釈せずに勾留となる可能性が高い」と指摘した。


酒井容疑者の覚せい剤使用を裏付ける証拠が微量ながら検出された。警視庁はさらに詳細に分析し、使用時期や回数などを詳しく調べる。



これまでの調べで酒井容疑者は「夫に勧められ、昨年夏ごろから吸引するようになった」と供述。

警視庁組織犯罪対策5課は、酒井容疑者の尿を鑑定したが、覚せい剤使用の反応は検出されず、毛髪鑑定をしていた。


毛髪鑑定は大まかな使用時期を特定するのに有効とされる。
使用時期がより明確に判明すれば、
一部検察幹部が指摘する証拠不足による「不起訴」への流れを絶ち、起訴へ向けて前進するものとみられる。

また、東京地裁は20日から28日までの9日間の拘置延長を決めた。

斉藤教授は拘置延長により、酒井容疑者がこれまで以上に事件の核心について供述する可能性が高まることを指摘。


「通常、容疑者は身柄を拘束されてから14日から20日間で、疲労のために供述することが多い」といい、
延長した9日間で使用日時や場所が明らかになる場合もあると指摘した。



一方、酒井容疑者の今後について斉藤教授は「28日に起訴後、引き続き勾留となる可能性が高いのではないか」と話した。



裁判所の判断により、保釈せず勾留する場合は

(1)証拠を隠す
(2)逃亡の恐れがある-などの理由が考えられるときという。

斉藤教授は「酒井容疑者は供述ですべて話していない節があり、したたかな一面をのぞかせている。
裁判所は保釈申請に応じず、勾留するだろう」と分析した。