
このストップウォッチ…
ただのデジタル時計です
動いたら止まらない
その名も
恐怖のノンストップウォッチ…
名付け親は後輩です。
このストップウォッチは
振るとカラカラ音がします。
何か小さな…
極少量の…
砂です。
なぜ砂が入っているかというと…
私がぶるんぶるんと
雑談しながら振り回し、
雑談に夢中になると
手が滑りストップウォッチは
宙に舞います。
重力に逆らえなく
呆気なく『ぼとっ…』っと言う
無残な音を立てて
倒れています。
これを数えきれないほど
繰り返していたので
ついに何かに
呪われたと思われます。
どうしようかと思ったけど
時計が動くならいいやと思い…
そして今日の部活
本当のストップウォッチが
帰ってきました。
今までは私物を使ってたのです
本当のストップウォッチは
大事にしようと思います。
と言いつつ今日、
落としました。
無残に飛んでいきました。
頑張れストップウォッチ