日本にいた時…
この旅の最終日の一日前が
オカンの命日と重なる事がわかった時は
只々びっくりしていました…
事前にスタッフさんにも
命日など一切伝えていなかったんです…
彼女との旅がある中で
結婚か別れか決断するそんな状況で
上手く言えないけど…
おかしくならないかなとか…
彼女に対して失礼じゃないか…とか
色々考えました…
実際このタイミングで付き合わせる事になり
迷惑もかけてしまっています…
そんな中
命日が旅と重なる事がわかってから
目では見えないけど
不思議とオカンの存在が
より近くに感じていたんです…
"土地に呼ばれる"
と聞いた事があり
それなのかはわからないけど半信半疑に
"もしかしたら…"とそんな気持ちもありました…
何故かというと…
ディズニー映画
リメンバー・ミーでも描かれていましたが…
メキシコという土地は
死というものに対して
ネガティブに捉えていなくて
亡くなられた方を
感謝の想いで笑顔で
見送るようなんです…
簡単な言葉になってしまいますが…
ポジティブで前向きな捉え方や
その風習がなんだか
普段のオカンの人柄の様に思えて
何故か重なっていたんです…
それにメキシコにある
セノーテという場所が
"死の世界の入り口"とされていて
死後の世界に一番近い場所ならと
会える訳がないのに
内心はどこかで
会えたらいいなと思たりもしていました…
変な話ですよね…
自分でも思います…
命日の前日に
マヤの人達に出会わせていただいた事で
より母に対して何かできないかなと思い
スタッフさんに無理は承知で
"少しでいいので何かさせてもらえる場所はないですか…"と相談させてもらいました…
するとマヤの村で出会った
ご家族に聞いてくださったみたいで…
マヤの人達が
節目にやる儀式があると
教えていただけました…
彼女に直接的には関係なく
僕達家族の事なのに。
そこで時間を使わせてしまって
ホントに申し訳ない気持ちでした…
唯でさえ時間がなくて…
追い込まれているこんな状況の中なのに…
彼女は
"行こうよ"
と言ってくれました…
気を遣わせてしまったと思います…
ホントに
自分には勿体ないくらいの
優しさも器も広い人です…
ホントに感謝ばかりでした