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ゴールデンウィークの前半は毎年参加している「鎌倉漱石の会」に出るために北鎌倉・円覚寺へ
新緑の美しいこの季節に、毎年鎌倉へ行くことを楽しみにしている。
今年の講演者はロシア文学の亀山郁夫氏。彼の新訳のおかげでなかなか読み通すことができななかった『カラマーゾフの兄弟』がはるかに親しみやすいものとなった。その後も次々ドストエフスキーの新しい訳が亀山さんによってなされているはず。しばらく触れていなかった、そういう空気(?)に刺激を受けたくて楽しみに出かけていった。

期待通り、とても充実した時間だった。「私は勉強が好きなのだ…」と改めて思った。
人の話や書物に触れ、刺激的な言葉に出会うことで私は本当に元気になる。風邪が長引き、しばらく元気が出ない状態が続いていたけど、私の元気回復に必要なことはこういう時間なのだと再認識。

大磯に一泊し、次の日は鎌倉散策。小町通りのカフェで飲んだカプチーノはとても美味しかった。

連休後半は秋田に移動。なんと11時間もかかってしまった。
東北道は福島を過ぎた頃から道路の凸凹がいたるところにあり、仙台から海沿いの道に迂回したところ、遥かかなたの海岸線まで一面に見渡す限り瓦礫の平原が広がっていた。

秋田には「がんばろうとうほく」のおだやかな風景があり…

大潟村の桜と菜の花もいまが満開。春の訪れがいつもの年よりは遅い東北。

明日からはまた日常が始まる。