国史跡に島添大里城跡 文化審答申
国史跡へ指定するよう答申された島添大里城跡=南城市大里(南城市提供)
国の名勝に指定するよう答申があった仲本氏庭園=18日、石垣市石垣
文化審議会(西原鈴子会長)は18日、南城市大里の「島添大里城跡(しましーおおざとじょうあと)」を国史跡に指定するとともに、石垣市石垣の「仲本氏庭園」を国指定名勝として文化財登録するよう、中川正春文科相に答申した。官報告示を経て正式指定となる。県内の国史跡は36件目、名勝は2件目。
「島添大里城跡」は、三山時代(14~15世紀ごろ)の山南王の居城として栄えたグスク。「島添」とは「島々を支配する」の意味で、島尻地域の東半分を支配する拠点だった。
崖を背後に堅固な城壁と天然の地形を巧みに取り入れた造りで、城内にはウタキや拝所、井泉、グスクの按司の墓などがあり、今も重要な祭祀(さいし)の場として信仰対象となっている。
「仲本氏庭園」は首里王府治政下の八重山における高級士族屋敷の庭園。19世紀中ごろの作庭と推定される。琉球石灰岩を主な建材とする枯れ山水様式を踏まえた庭園となっている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-11-19_26214/
文化財登録になると、いいですね![]()
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