ようやく観ました!
何と言っても私のご贔屓女優「クロエ・グレース・モレッツ」が主演しているので、それだけで充分なのですが、どうしてもブライアン・デ・パルマ監督、シシー・スペイセク主演の前作と比較してしまいます。一番の違いは、シシーには悪いのですが本作のキャリーは美人だということです!(当たり前ですが)チャーミングな女の子であるがゆえ、クラスで疎外されているというイメージがつきにくいという欠点はあったかもしれません。
基本的な展開は前作と同じ。超能力を秘めたキャリーが同級生の恨みをかって、高校生活の最後のプロムパーティーで屈辱的な嫌がらせを受けたことから、怒りと共に生まれた超能力によりパーティーに参加していた多くの生徒や教師殺害してしまうのです。
スマートフォンやパソコンが頻繁に出てくる本作では、その分何が起こるか分からないという恐怖感は薄れてしまいますが、動画投稿サイトを活用してのイジメシーンなどは現在ならではの上手い仕掛けだと思いました。
敬虔を通り越し、偏執的なキリスト教徒であるキャリーの母親を演じたジュリアン・ムーアは老けたけれど、さすがの演技。
そういえば、前作にはデ・パルマ監督作品常連のジョン・トラボルタとナンシー・アレンが出ていたのですね。
http://www.carrie-movie.jp/