最近一番よく耳にする言葉が「アンチエイジング」ではないでしょうか?
私の会社でも、某化粧品会社による「アンチエイジング・セミナー」というイベントを受注しましたが、抽選で渋谷公会堂に招待されたお客様が、開演の1時間以上も前から大勢並んでいました。
もちろん会場は満席でした。
今朝の朝日新聞朝刊の書評欄で南雲吉則先生の「50歳を超えても30代に見える生き方」が紹介されていましたが、この人ほどアンチエイジングの名の下に注目されている人はいないでしょう。
- 50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書)/講談社
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- Dr.ナグモの7日間若返りダイエット 20歳若返り、15㎏痩せる! (ソフトバンク新書)/ソフトバンククリエイティブ
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最新の週間ベスト10でも3位に先に紹介した本、6位に「Dr.ナグモの7日間若返りダイエット」がランクインしています。
こんな本もあります。
- 20歳若く見えるために私が実践している100の習慣/中経出版
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- では、50歳を超えても30代に見える生き方とはどんなことなのか?
私はこの本を読んでいない(読みたいとも思わない)ので朝日新聞から以下抜粋します。
カバー写真の(著者の)若々しさはたしかに凄く、「こんなに若々しくなれるのなら」と思わず手を伸ばしてしまう十分なインパクトを持っている。ところが内容をじっくり読んでみると、良い意味で期待を裏切られる。非常に良心的な本なのだ。提示されているアンチエイジングの秘訣は、
■早寝早起き
■一汁一菜で腹六分目の食事
■たくさん歩いて電車では座らない
といった、ごくごく当たり前の生活習慣。
逆に言えば、こんな当たり前のことを知るためにわざわざこの本を買う必要があるのか?と思ってしまいます。
でも、表紙に印刷されたドクター・ナグモの写真を見れば・・・・・・・・・・・・・
確かに50歳にはみえないわな
私が個人的に得心したのは(私自身も以前からそう思っていましたが)、常に空腹状態でいること、つまり食べ過ぎないということが健康と若さを保つ第一の秘訣のような気がします。
もちろん歳をとると食が細くなるので自然と食べる量が少なくなるので、未だに暴飲暴食を重ねているシニアは間違いなく見た目が老いて不健康になる確率が高くなると思います。
でも、こんな本もあるのですね。
50歳を過ぎたら「粗食」はやめなさい! 「低栄養」が老化を早める/草思社
¥920
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アンチエイジングを批判するつもりはありませんが、歳をとるということがそんなに悪いことでしょうか?
「見た目より若いですね」と言われて嫌な気はしませんが、無理して若さを保つよりあるがままの年齢で健康な人のほうがよっぽどよいと思います。
私は、「悔しかったら歳をとってみろ!」と返すぐらいの意気込みでいたいと思います。
人間は見た目ではないのです。
中身が大事なんだ!
と、声高に叫んでみても、見た目が若く見えるケースのほうがいい場合もある。
これは否定しません。
でも、中身が充実していれば自然と若さが表に出てくると思うのですが。
歳をとっていてもイノベーションを怠らない企業経営者がいます。
若くてもイノベーションどころか、新しいことに挑戦すらしない人だっています。
どちらが企業にとって必要な人材か?
今朝の朝日新聞に大胆な企業広告が掲載されました。
ユニクロの柳井社長による強烈なメッセージ広告です。
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
同士求む
イノベーションは年齢に関係なし。
たとえ見た目が老いていても、少なくとも現役の企業人であるうちは、中身の充実に努力したいと思います。
今の私の健康方法は、
「食べ過ぎない」ことと「できる限り歩くこと」と「眠くなったらできる限りその場で眠ること」ぐらいです
でも、一番大事なことは「くよくよしない」でしょうか。
これは長年猫を飼っているので、猫の生き方を見てきたからだと思います。
猫のほうが概ね犬より長生きするのは、鎖につながれることもなく、自由気ままに家の中と外を行き来し、家の中の好きなところで眠り、食事も少しずつ1日に何回にも分けて食べる。
長年猫と一緒に生活していると、こういう生き方が自然と身についてしまうのかもしれませんね。