九州大牟田のとんこつラーメン店です。
今週もよく飲みました。
屋外広告最大手のメディア会社の役員とは銀座でしゃぶしゃぶ。
大手新聞社の幹部とは赤坂で中華。
海外からのお客様とは大崎の和食屋で。
その他、個人的な飲み会が1日。
これだけ懇親会という名の飲み会をやっていると、完全に寝不足状態になります。
疲れもたまり、思考力も弱ります、
マズイ!
と思いながらも、それぞれの会食で得ることも多く、新しい出会いやアイデアも生まれてきます。
広告会社のメディア部門で仕事をしていると、積極的にメディアの人たちとコミュニケーションをとる人と、あえてコミュニケーションをとらない人の2タイプに分かれます。
それぞれに持味はありますが、私は圧倒的に前者です。
コミュニケーションが深くなると、情報を早く入手できるようになったり、困った時に助けてもらうことが多くなります。
さらに相手の心の内が読めるようになります。
うわべだけの付き合いしかしていない人は、相手の心の内を読むことが下手です。
信じられないくらい下手です。
こういいう人が上位者にいる部署は不幸としか言いようがありません。
行きつくところは信頼関係の構築だと思います。
信頼関係が構築できるようになれば、互角の立場でモノが言えるようになります。
信頼関係が構築できていない人の仕事のやり方を見ていると、どこか卑屈なところが垣間見えてきます。
しかし、相手から枠の買いきりなどを頼まれ、逃げ場がなく困ることもあります。(大したことではないのですが)
このバランスで付き合い方を決めているようですが、相手から頼まれごとがあった時に断われなくなるから、メディアの人との関係に距離を置くという人もいます。
とても信じられません!
自分が困ることを最初に考えてしまう悲観論者です。
まず、積極的に情報を取りに行く。
そのためのコミュニケーションではないでしょうか?
他社を出し抜く情報を取らずして大きな仕事ができるはずはありません
しかし、最近の若い社員は、このコミュニケーションが苦手という人が多い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・難しいです。
そして、本当に困った時に助けてもらえるコミュニケーションなくして媒体部の仕事はできません。
そんなことを考えながら、会食が続いた1週間でした。
でも、毎晩のように飲みながら顧客やメディアの人と話しているような私の行動を無駄なことをしていると思っている人もいるでしょうね。
特にインターネット部門を管轄しているので、そこで働く若い彼らから見れば、無駄だらけの私かもしれません。
私が飲んでいる間に、彼らは何冊もの本を読み、インターネットの向こう側にある情報を知識と勘違いしながら収集しているかもしれません。(だから私も負けずに本を読みますが)
でも効率のみを優先し、無駄をなくした管理社会ほど淋しい世界はありません。
昔、長島茂雄の現役引退試合を会社の会議室で、それこそ役員から新入社員の私まで、全員で涙を流しながら見ていたり、キャンディーズの引退コンサートに仕事をサボって駆けつけたら、そこに上司がいたりとか。
こういう緩さがあるから、大事な仕事に全力でぶつかっていくことができるエネルギーが生まれてくるのではないでしょうか。
無駄を楽しむ人間でありたいと思っています。
そんな金曜の昼、部下から大崎広小路まで旨いとんこつラーメンを食べに行きませんか?
と誘われました。
二日酔のお腹がラーメンを欲していたので、即OK!
お店は大崎広小路の交差点すぐ近くにある九州大牟田の「きらら」 というとんこつラーメン店です。
何と、隣が「一風堂」。
さすがに一風堂には行列ができていました。
「きらら」にはすぐ入れました。
名物ラーメンは「ばりこて」と言います。
「ばり」は九州の方言で「すごい」とか「超」という意味ですから、「超こってり味のとんこつラーメン」ということになります。
麺の固さが「軟弱」から「固め」を経て「ハリガネ」~「粉おとし」まで9種類あり、お好みを選ぶことができます。
「ハリガネ」は知っていましたが、「粉おとし」というのは初めて知りました。
皆、「ばりこて」ラーメンを注文しましたが、私は「白味噌とんこつラーメン」をオーダー。
それがこの写真です。
少し辛めでしたが、とにかく旨かった!!
ご飯が無料は当たり前ですが、何と替え玉一杯も無料。
私以外はご飯と替え玉の両方を注文していましたが・・・・・・・・・・・・・・・・
各社の決算役員会、株主総会が続く毎日ですから、まだまだメディアとの会食という名の飲み会は続きそうです。
私も夜の予定は結構早く埋まるのですが、先日久しぶりにあった講談社のM常務。
久しぶりに飲む約束をしたら
「8月の中旬以降ね」
と言われてしまいました。
上には上がいるものです。