観るのではない、そこにいるのだ。
昨年末に日本アカデミー賞会員の更新手続きをしました。
昨年は多忙のため、大好きな映画を殆ど観ることができませんでした・・・・・・・・・・が、年末になるとアカデミーの会員ゆえ投票しなければなりません。
これが心苦しい。
でも無投票が2年続くと会員の権利を剥奪されてしまいます。
だから今年は時間を割いても大好きな映画を、そして苦戦している洋画を積極的に観ようと思います。
今年最初に観た映画がジェームズ・キャメロンの大作「アバター」です。
ストーリーはここで語るまでもなく、惑星パンドラに住む先住民と地球からの侵略者である人間との戦いを描いたものです。
弓矢を武器にハイテクで武装した地球人と戦う。
インディアンと騎兵隊の戦いの映画のようでもあり、先住民の集会は日本映画「モスラ」での「もすら~や」にソックリでした。
しかし、3D映像は素晴らしかった!
ヒューマンモーションキャプチャーという最新技術で生身の俳優が演技し、その動きをCGで加工していく・・・・・・・・・その最新映像がこの「アバター」というわけです。
スティーブン・スピルバーグが「スターウォーズ」以来最高の作品!と絶賛したそうです。
確かに凄い!観ておかねばならない作品でしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも妙な違和感が残りました。
ところで・・・・・・・・・・
貴乃花親方が相撲界の掟を破り、次の理事選に出るため一門を離脱したというニュースが流れました。
一門というのは政治の世界で言えば派閥です。
今までの理事選は派閥内の談合により、年功序列を軸に候補者が選らばれていました。
しかし現状の相撲協会の体たらくは見るに及ばず。
数々の不祥事にも関わらず、相撲協会の改革は一向に進まない。
このままではいかん!
貴乃花親方がそう気づいて理事選に立候補したのならば、その心意気大いに良しとしたい。
中には「貴乃花は何を焦っているのだ。あと2年待てば理事になれるのに」
バカ言うな!
その2年が待てないほど、貴乃花は今の相撲協会に危機を感じているのだ。
その心意気についてくる力士や行司が、果たして何人いるだろうか?
相撲協会の理事選に注目したいと思います。
頑張れ!貴乃花!!