ウッドストックから40年 | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

伝説のウッドストック・フェスティバルとは?



ソフィアの森の映画と音楽&広告、マーケティング

フジロックもサマーソニックも敵わない、野外フェスの原点だったウッドストック・フェスティバルに郷愁を感じる人も少なくなりましたが、今年は開催から40年を迎えました。


ニューヨーク郊外で行われたこのロックフェスには全米から40万人以上の若者が集まりました。


しかも当日の天候は殆ど雨にもかかわらずです。


ベトナム戦争の真っ只中、いわゆるヒッピーと呼ばれた「愛と平和」を唱える長髪でロンドンブーツを履いた若者たちからの反戦メッセージとして社会面からも注目されたロックフェスでした。


しかし、今の時代と異なり、会場ではフリーセックスやドラッグが横行。


大量のゴミ処理も後日大きな社会問題となりました。


先般初めてフジロックに行きましたが、参加している人たちのマナーのよいこと。


それはそれで素晴らしいことなのですが、何かエネルギーを感じない欲求不満が残ってしまったのも事実です。


個人的には最終日のトリで出演したジミー・ヘンドリックスがアメリカ国歌をギター1本で演奏した怒りのパフォーマンスに超感動!これはスゴイ!です。


いま、芸能界のドラッグ汚染が問題となっていますが、このフェスに出演したジミヘンもジャニスもその他多くのミュージシャンがドラッグを飲用し、若くしてこの世を去っています。


しかし、今の時代との一番の違いは、若者の背後に迫り来る「ベトナム戦争」参加への恐怖心や反戦の象徴としてドラッグが愛用されたというこです。


全てに満たされた今の時代の刹那的な飲用とは明らかに時代背景が異なっていたと思います。


ウッドストックが開催される1ケ月前の7月20日、アポロ11号が人類初の月面着陸に成功しました。


人類初の快挙を成し遂げたアメリカ合衆国が泥沼化するベトナム戦争でどうにもならない絶望に陥り始めた1969年。


その象徴のひとつがウッドストック・フェスティバルだったのでしょう。


ウッドストックに出演したアーティストを記憶を辿って思い出してみると・・・・・・・


ジャニス・ジョプリン、アロー・ガスリー、ジョーン・バエズ、サンタナ、ザ・フー、スライ&ザ・ファミリーストーン、CS&N、ザ・バンド、ジョー・コッカー・・・・・・・・・・しかし、何と言ってもジミー・ヘンドリックスです。