静かな8月6日を願う広島市民の会について
本当なら、広島市の平和推進条例に反対する人たちの主張に対して、ツッコミを入れようと思っていましたが、
私も参加している「静かな8月6日を願う広島市民の会」の紹介をしたいと思います。
この会は、8月6日の平和祈念式典を静かな環境で挙行するために立ち上がった団体です。
特に、毎年8月6日の朝に原爆ドーム前で政治集会をしている人たちを静かにさせるのが目的です。
なお、集会自体を禁止するという話ではありません。静かにやってほしいのです。
それか、時間を変えるか別の日に変えればいい話であり、現に時間を変えて集会をしている団体もいます。
政治集会をする側は「8月6日の原爆の日は反戦・反核でたたかう被爆者と市民の日」だと言っていますが、
その前に原爆で犠牲になった方々への慰霊の日でもあります。そこを忘れているのではないかと思います。
現に、平和記念式典の正式名称は「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」です。
原爆で犠牲になった方々の霊を慰める、いわば法事なのです。
通常、法事の席でワーワー騒ぐことはないはずです。
だからこそ、静かにしてほしいと思うのですが、全く聞く耳をもちません。
広島市も数年前から「平和祈念式典挙行中は、お静かにお願いします」の
横断幕を掲示していますが、全く無視の状態です。
また、市民の有志が当日に「厳粛な式典の日、皆が祈ってます。主張は違う日に。」
というプラカードを掲げていますが、全く無視しています。
そういったことから、広島市議会が動き出して、平和推進条例を作ったわけで、
私が参加している会もその条例の成立を目指して動いている次第です。
もしよかったら、この会に参加してください。
そして、平和記念式典を静かな環境でできるよう、皆様のご協力をお願いいたします。
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