静かな8月6日を願う広島市民の会 | おばけかいじゅうのたわごと

静かな8月6日を願う広島市民の会

先日、広島市中区袋町にて、静かな8月6日を願う広島市民の会の勉強会がありました。

 

 

この会は、毎年8月6日の朝に原爆ドーム前で政治集会をし、

デモ行進する団体の活動を止めさせ、

平和記念式典を静かな環境の中で行うようにするための会です。

 

新型コロナウイルスの影響で、席数限定で行いましたが、定員に近い状態でした。

 

 

現在の活動として、「広島市平和の推進に関する条例」の成立に向けて、

市議会議員の方々と連携して動いています。

本来なら、すでに条例成立になるところだったのですが、

反対する団体(広島県弁護士会・広島県被団協・県原水禁)からの横やりが入って制定できずにいます。


特に注目すべき個所は第6条の2項でして、

「第6条の2項 本市は、平和記念日に、広島市原爆死没者慰霊式ならびに平和祈念式を、
市民の理解と協力の下に、厳粛の中で行うものとする。」

この、「厳粛の中で行うものとする」という文言がキーになっております。


政治集会する団体は、自分たちの主張ができなくなるので必死になって反対をしてますし、

それに同調する団体も同様です。

ちなみに、昨年の8月6日に私は原爆ドーム前に行ってその模様を撮影しました。

 

(1)政治集会の模様

 

(2)デモ行進

 

なお、平成28年(2016年)にも行ってましてその時の模様です。

 

 

私の意見ですが、今の時代こういったことをしても意味がないと思っております。
というのが、はたから見て変な人々だと思ってますし、主張自体も変なことばかりです。

・慰霊とは関係ない話をする(京都大学の話はここでする必要はない)
・核兵器廃絶でも対象国を絞っている(特に中国・北朝鮮に関しては言及しない)

・首相を帰れと罵倒する。(逆に、首相が来なかったら、「被爆者の思いを踏みにじった」と抗議すると思われる。)

それ以上に一番迷惑しているのは「うるさい」ということです。
動画を見てお分かりだと思うのですが、原爆ドームの横はマンションなど住宅地であり、商店街もあります。
また、デモ行進のときは、場所によっては隣だったりします。

そういった方々の配慮は全くありません。
さらには、平和公園周辺では学校関係や職場関係、町内会関係などが個別で慰霊行事を行っております。
そういった方々への配慮もありません。


こういったことを思うと、この会に賛同しますし、条例を成立してほしいと願っております。


最後に「静かな8月6日を願う広島市民の会」の公式サイトのリンクを掲載します。
ぜひ、見てください。

 

●静かな8月6日を願う広島市民の会