仙台でのボランティア活動②
前回の続きです。
宮城の友人「うっちい」さんと被災地めぐりした後、仙台駅で別れ、
今回誘ってくれた仲間と合流しました。
翌日、その仲間とボランティア活動を開始しました。
最初の一枚はコレ↓
そこで、ボランティア活動の割り振りを行います。
今回のボランティア活動は両日とも若林区でした。
最初の活動は、田畑の水抜き。
先日からの雨でたまった水を抜くために水路を作りました。
他のグループは田畑の石取りでした。
午後は場所を移動して、田畑の掘り起こし作業をしました。
その画像が↓
なかから、石はモチロン、瓦・ガラス・電線などいろんなものが出てきました。
特に電線はなかなか切れず大変でした。
また、ガラスもあって、子供たちが遊ぶときに踏んで怪我したら大変です。
ちなみに、横の建物をよーく見てください。壁に横線がついているの見えますか?
これこそ、津波でこの線まで海水に浸かったのです。
約2メートルありましたが、住民の話ではこれ以上あがっていたそうです。
ついでにこの画像も↓
ということで、その日の活動は終了し、仙台市内のスーパー銭湯に行くのですが、
その途中、一箇所立ち寄りました。
その場所は↓
荒浜地区も昨日の名取市閖上(ゆりあげ)地区同様、集落ごと津波に流され、
多くの方が犠牲になりました。
この塔は震災から9ヵ月後に市民有志の手によって建立されたそうです。
犠牲者の皆様に謹んでご冥福をお祈りします。
周囲には津波のすごさを物語るものがたくさんありました。
慰霊塔のすぐ脇にあったぐちゃぐちゃのフェンス。
道路横にあった、根元が折れ曲がった街灯。
あと、基礎だけが残った家もありましたが、写真掲載しません。
最後に、この1枚↓
その学校のグランドには津波で壊れたバイクが山のように積まれていました。
改めて津波の恐ろしさを実感しました。
ということで、今日はここまで。