干支
今日は用事で広島護国神社にいったわけですが、その宮司さんからの話を元に書きます。
今年の干支はなんですかと聞かれたら・・・
普通の人は卯(うさぎ)年と言うでしょう。
じつは、干支としては間違いなんです。
というのは卯(うさぎ)年は十二支のことで、干支としては後ろの部分なのです。
では、前の部分はというと、十干といいます。
詳しいことはウィキ を見てください。
ということで、正確な干支としては辛卯(かのと う)年なのです。
他にも、甲子園球場の由来でもある、甲子(きのえ ね)
幕末に起きた戊辰戦争の戊辰(つちのえ たつ)
広島市西区の地名でもある庚午(かのえ うま・地名はこうご)
があります。
さて、ココからが宮司さんの話。
辛卯の意味について。
訓読みでは「かのと う」ですが、音読みでは「しんぼう」と読みます。
「しんぼう」といえば、「辛抱」ということで、
まさに、辛いことを耐える時期だそうです。
その辛さを耐えてこそ新しい時代が来るのだとおっしゃっていました。
今の世の中まさにそのときだと思います。
でも、ただ耐えるだけではなく、いろいろとチャレンジするときでもあります。
卯という字は扉の意味を示します。
新しい時代の扉を開けるには何事もチャレンジが必要なのです。
まだまだの自分ですが、努力精進します。