渇愛(かつあい) | おばけかいじゅうのたわごと

渇愛(かつあい)

渇愛(かつあい)という言葉はご存じでしょうか?
割愛ではありません。

渇愛とは、あくなき欲望のこと。
人間関係においては、「私をもっと好きになって!」「私をもっと認めて!」と求めてやまないのが「渇愛」です。

例えば・・・
「他人を助けたからそれに見合ったお返ししてもいいじゃない?」
「これだけしたのだから、大目に見てよ」

とまあ、自分が「これをやってやった」の気持ちが「渇愛」なのです。
なので、それ相応のお返しをしてくれなかったら・・・

「何よ、これだけやったのにこれっぽっちかよ!!」
「あいつは、薄情だ!!」
など、不平不満が募るわけです。

でも、相手にしてみれば・・・
「あいつは常に不平不満ばかり言う。」
「あの人が上司になると仕事がわやくちゃになる。」
と陰で言われ、次第に疎まれます。

結果、悪い方へ悪い方へ進んでいってしまうのです。

さて、この「渇愛」を変える方法は・・・

①損得勘定を捨てよ!!
こういった経験ありませんか?
良いことをしたときに、褒められると思っていたら、
逆に叱られたということありませんか?

こうしたからこうなるとは限りません。
思っていたこととは逆のことが起こるということは、
「渇愛」があるからそれを戒めるためなのです。

ですので、損得でものを考えたらダメです。

②人が喜んでいたらそれでOK!!
人が喜んでいたら、自分も嬉しくなります。
そういう気持ちにさせるためにも、
自分から、「そ人が喜んでいたらそれでいい」という気持ちを持ちましょう。

とはいえ、僕も知らず知らずにやっていることなので、
気をつけなければならないと思いました。