赤ヘルの生みの親 元広島監督、ルーツ氏死去 | おばけかいじゅうのたわごと

赤ヘルの生みの親 元広島監督、ルーツ氏死去

プロ野球の広島を監督、コーチとして指導し、強豪球団に育つ基礎を築いたジョー・ルーツ氏が20日、死去した。83歳だった。米フロリダ州のサラソタ・ヘラルド・トリビューン紙(電子版)が伝えた。ここ数年、脳卒中や糖尿病で体調が優れなかったという。
 ルーツ氏は米大リーグ、インディアンスのコーチ時代、米アリゾナ州でキャンプを行った広島を指導したことが縁で、1974年にコーチとして来日。翌年、日本プロ野球初の米大リーグ出身監督となった。
 審判への抗議がきっかけで公式戦わずか15試合で退団したが、前年まで3年連続最下位の球団に闘争心と使命感を注入。広島が同年、後を継いだ古葉竹識監督の下で悲願の初優勝を遂げたのは、「ルーツの遺産」といわれた。ヘルメットなどの色を紺から赤に変え、「赤ヘル」生みの親とも呼ばれる。 
<時事通信>


僕が物心ついたときには、カープ=赤ヘルでしたが、その生みの親であります。

謹んでご冥福をお祈りします。