読書の秋
この前まで暑い暑いといってたら、急に寒くなりました。
すっかり秋ですが、いかがお過ごしでしょうか?
「芸術の秋」・「食欲の秋」・「行楽の秋」・「スポーツの秋」とさまざまありますが、
僕の秋は「読書の秋」ですね。
ということで、オススメの本を紹介します。
「落ちこぼれ タケダを変える ―私の履歴書―」
著者は武田國男氏でタイトルどおり、「アリナミンV」でおなじみの武田薬品工業の会長です。
創業家の三男ですが、厄介者で窓際族でした。
ところが、後継者となる兄が急死し、当時の会長である父が後を追うように亡くなることで、後継者となり、
本来は継ぐことなどなかった社長に就任します。
社長に就任してからの改革は窓際族だからこそ見える、会社のダメなところ直して、
世界に通じる会社にしようとした。しかしながら、多くの批判があり、結局がんに冒された。
それでも、貫き通した結果、製薬業界初の1兆円の売り上げを達成し、当初の目標どおりの会社に成長した。
この本を見て、凄いなと思うだけではなく、この改革は今の日本に必要だなと感じました。