何か物事を始めようとする前から、失敗の自己弁護をしていないだろうか?
僕が、以前営業マネージャーをしていたとき、メンバーの言葉で引っかかっていたものは、
「○○できるように、がんばります!」
「一応、・・・ということでした」
「自分なりに・・・します」
とらえ方は強制できないですが、自己弁護につながらないだろうか?
実際、O君というメンバーが僕のセクションにやってきたのですが、3ヶ月続けて「0」社員。
ミーティングで意見を求めると、上記の言葉が頻繁に出てくる。
そこで、意識的にその口癖を禁止、使ったら罰金1000円と言う措置を取ったところ、
翌月こそ「0」でしたが、「150」、「340」、「520」と次第に数字を出しはじめ、
MVP社員になりました。
事例が1つでは確証は持てませんでしたが、ナポレオン・ヒルの「セルフ・コントロール」の章を読み確信しました。
彼は、意識的に上記の言葉を廃することにより、思考習慣をコントロールし、不安を断ち切ることに成功したのだと。
その後、自分に対して、結果が出ていないとき、無意識に『言い訳』していないか問いただすようにしています。
怖いのは、『言い訳』を『言い訳』と気づかずに使ってしまうこと、
周りがそれに感化されて、組織全体が『言い訳』だらけになっていること。
逆に、そこに気づいて、『言い訳』を断ち切れば『成功』は自ずと向こうからやってくると確信しています。