
暗い海の底から浮かび上がって来る深海魚さながら、エレベーター式のガレージの一番下からせり出してきた真っ黒いボディはまさに現代に出現した深海魚。
初めて陽の光を浴びたが如く静かに佇むそのボディは黒く光沢を放ち、要所のメッキパーツは厚みのある輝きを発散し、真っ黒なボディとは対称的にその存在を誇示していた‥ってのが第一印象^^
完成したと聞いて、さっそく試乗がてら冷やかしに‥
ヌメっとした光沢の黒いボディ、厚みのあるメッキの輝き、ふくよかな丸みを帯びたヒップライン、V型12気筒を搭載したロングノーズ、二座をプラスしてもコンパクトながらも充分な空間のショートデッキ、目の前に整然と並ぶ計器やスイッチの数々、このシリーズ3に至ってはより北米市場を意識した造作になってはいますが、しかしあぁ~英車の匂いがプンプンと漂ってきます~^^
Jaguaer E-type 5.3L Series3 2+2 初めての経験でした。
オーナー氏曰く、シルキースムーズのV型12気筒は本来の性能を発揮してないと、若干の不満を漏らしていましたが、なんのあのでかいボディをトルクフルに押し出す力は充分と感じましたが‥
と云っても本来のシルキースムーズの走りなんて知るわけがありません、A型エンジンと較べたらちと可哀想ってもんですね^^

見てください‥このグラマラスなヒップのライン、そそるじゃありませんか~
もちろんシングルナンバーはご愛嬌です。やっぱり三桁より‥だったらいいなぁ~と。
こんな英国の薫りをプンプン嗅がされたとあっちゃ~そろそろ我がミニもMk3化ふたたび‥ちろちろ燃えていた熾き火が再び勢いを増しそう^^