草と暮らす【本】 | 野に咲く花のように

野に咲く花のように

四季折々を彩る花やハーブ、さまざまな植物たちを慈しみ、
育てながら、香りや味わいを楽しむボタニカルライフをのんびり
楽しんでいます。

 

 

 

図書館の新刊コーナーで見つけましたニコニコ

 

この本に出てくる「草」は、

 

世間一般からはいわゆる「雑草」と呼ばれる部類の草たちです。

 

 

雑草で思い出すのは、

 

昭和天皇のお言葉で「雑草という名の草はない」

 

という名言が有りますよね。私も大好きなお言葉です。

 

 

小さな草 一つ一つに名前があり、

 

私たちにとっては少し有難迷惑な場所であっても(笑)

 

おかれた場所でたくましく成長し、花を咲かせ、次世代への種を残す

 

本当にすごいパワーだな~と、ため息ものです。

 

 

 

著者は沖縄に在住。

 

雑草と呼ばれる草たちを摘んで、食べて、暮らしに役立てて

 

そして草の生き方をじっくり観察することで いつしか自身も

 

自然のままに生きるコツがわかり、

 

草のように(?!)たくましくなっていったそうです。

 

 

暮らしの中で行うささやかなエコは

 

大小 や それができているかいないか が問題なのではなく、

 

気持ちがあることがこれからの未来をよりよくする鍵

 

そして大切なのはそれを「楽しんですること」

 

 

著者はささやかなエコの実践で、

 

サランラップを使わないことを心掛けていらっしゃるそうです。

 

じっくりと味わい、そして楽しめるエコドキドキ

 

なんだかいいですよね。

 

 

さて、本に掲載のレシピはこれといって目新しいものはないのですが、

 

言葉の端々から「草」に対する「御礼の気持ち」が伝わってきて

 

植物好きの私にはとても響く一冊でした。

 

 

草のように、自分らしく生きる

 

でも、自分らしさを大切にしながらも

 

地球で暮らす一員として、まわりを思いやって生きる

 

私も時々軌道修正しつつ、そうこころがけたいものです。