こんにちは。いろはです。
城下町のマンションでひとり暮らし。
セミリタイア中です。
昨日の気持ちいい青空から一転、
今朝は、もやーっとした霞んだ空です。
そしてこんな日は、また眩暈が気になる。
昨日、いろんな用事を済ませておいて良かったわぁ。
奈良の修二会の続きです。
修二会の行法は、日中、日没、初夜、半夜、後夜、晨朝の六時に分類されます。
今回、正午から行われる食堂作法のひとつ、生飯(サバ)投げを見学しました。
鳥獣への施食のことで、お水取りの井戸がある閼伽井屋の屋根に向かって投げられます。
開始時刻になると一匹の烏が現れ、未だだとわかると飛び立っていきました。
練行衆は、正午になると食堂において、長い祈りの後に食事をとり、二月堂本堂に上堂。
これ以降、深夜1時ごろ晨朝まで(日によっては翌日の午前四時頃まで)、
水を飲むことさえ禁じられるそうです。
このあと、日没の行法を聴聞。
私語厳禁、スマホの電源をオフにし、北側の局に入りました。
行法の様子がチラリと見えるほどですが、
唱える声、数珠の音、鈴の音などが、聞こえてきて、厳かな様子が伝わります。
私が入った局は扉が開きっぱなし、吹きさらしでとても寒かったけど、、、
途中退出しようとは思えないほどの貴重な時間でした。
大学に編入し、年中行事や日本美術史を学ばなければ、
ここまでじっくり見学しなかったと思います。
来て良かった〜
この日は、途中に粉雪が舞う、とても寒い1日でした。
見学前、茶店で温かいおうどん食べといて良かったよ。
ご訪問ありがとうございます