@anywhereはその名のとおり、どこでもツイッターの基本操作を可能にするためのjavascriptAPIです。
従来のようにPHPなどのサーバーサイドを準備しなくても、javascriptを使って認証や書き込みができ、その場フォローボタン付きのクロスブラウザ対応ホバーカードまで簡単に表示できます。
ツイッター好きなら使わない手はないでしょう!
では早速使い方を紹介しましょう!
●アプリケーション登録
こちらからまずは自分の作るアプリケーションを登録しましょう。
まずは一番上の『NAME』の欄にあなたのアプリケーションの名前を書きましょう。
今回はwebアプリケーションを作る、というより、ブログの装飾に使うという程度ですので、あまり固く考えないで大丈夫です。
『tweet@ameba blog by 自分のアメーバID』などでよいでしょう。
※追記:平凡君より『Twitterをnameに含めることはできませんというエラーが出ます』との報告がありました。
報告ありがとうございます!
ユニークな名前でないとエラーが出ますので、自分のアメーバIDを一部に使用するのが良いと思います。
次に『Description』の欄に、アプリケーションの説明文を書きます。
『アメブロとツイッターを連携させます』などで良いかと思います。短すぎるとエラーが出るのでご注意を。
次にWebSiteの欄に自分のブログのURL(http://ameblo.jp/自分のアメーバID/)を記入し、callbackURLの欄はとりあえず空白もしくはブログのURLを書きましょう。
記入が終わったら下に進み、I agreeのチェックを入れ、その下の画像認証を入力、『create your twitter application』をクリックします。
これでアプリの登録ができました!
●アクセスレベルを変更する
登録が済むと、次のようなページにジャンプします。
ここでアクセスレベルを変更します。
デフォルトはRead Onlyなので、Read and Writeに変更します。
Settingをクリックして設定画面にジャンプします。
Application Iconの下辺りにAccessの欄がありますので変更してください。
変更したら画面一番下のUpdate this Twitter application's settingsをクリックして設定を保存してください。
●フリープラグインにjavascriptを記述する
次にSettingsタブの左にあるDetailタブをクリックします。OAuth settingsの欄にConsumer keyという項目があるので、それをコピーします。

※反転させた部分です。
次にアメブロのフリープラグインに次のように書きます。
<script src="http://platform.twitter.com/anywhere.js?id=YOUR_API_KEY&v=1" type="text/javascript"></script>これで準備はOKです!
※YOUR_API_KEYの部分はさきほどコピーしたConsumer keyに変更します。
●ホバーカードを使ってみる
では早速、ホバーカードを使ってみましょう。フリープラグインにjavascriptを記述します。
今回はサイドバーのプロフィールの画像にホバーさせたときに自分のツイッターカードが出てくるようにしてみましょう。
<script src="http://platform.twitter.com/anywhere.js?id=YOUR_API_KEY&v=1" type="text/javascript"></script>これだけで表示することができます。超簡単!
<script type="text/javascript">
twttr.anywhere(function(twt){
twt(".imageLink").hovercards({
username: function(node) {
return "あなたのツイッターID";
}
});
});
</script>
ちなみに『.imageLink』の部分はCSSセレクタなので、好きなものに変更が可能です。
例えば前々回の記事で増やしたツイッターボタンにホバーすると表示されるようにするには、『#profileTwitterBtn』に変更すれば大丈夫です。
@anywhereには他にもいろいろな機能がありますが、それはまた今度ということで。
興味のある方は是非お試しを~。