熱戦が繰り広げられている夏の高校野球。
新潟は、この夏で退任する大井道雄監督率いる
日本文理が甲子園出場を決めた。
75歳。歴代の甲子園監督で
全国で2番目に高齢での出場だ。
大井監督は恩師とともに、
新潟の高校野球の礎を築き、牽引されてきた方。
他校ながら怖そうな監督だなとおそるおそる挨拶していた高校時代、
ホントはすっごく懐の深い方だと
社会人になって取材を通して知った
そして、
20年前に初めて甲子園に行った時から、
今に至るまで新潟の野球ファンにとって
とても大きな存在だと、この夏、改めて強く思い知らされた。
新潟大会の決勝で優勝を決めた瞬間、
涙を流すOBの姿や、
“大井さんは団塊の世代の希望の星”だといって
おじさまたちが自分のことのように喜んでいた。
日本文理という切磋琢磨するライバルの存在があったからこそ、母校の野球部は力をつけることができたと言っても過言ではない。
栃木県出身、自身も甲子園準優勝投手という経歴を持つ大井監督が去ることで、
新潟の高校野球のひとつの時代が終わることを淋しく思う。
明日が初戦。
徳島代表と戦う!
甲子園準優勝の経験もつ日本文理が
大井監督の花道を飾ろうと
“全国制覇”を目標に掲げて臨む甲子園⚾️
どんな野球を繰り広げるか、楽しみ
そして、大井監督が振るう采配も
しっかり目に焼きつけようと思う!
そして、やっぱり野球の神様っているんだなと…。