ちょっと前になりますが
先日渋谷のNPO法人に伺ったので、そのときの話を、備忘録もかねて。
最近WEBで展開しているNPO関連の募金サイト、及びEC、関連サイトもろもろについて、現状が知りたかったので、意見交換もかねてアポを取らせていただきました。
正直、これらのサービスは、ある意味氾濫しており、キレイなページがあっても更新がされていないサイトもあちこちに。逆に更新はされていてもECとしては勿論、クリック募金サイトとしても、いわゆる1サービスとしてキャッシュフローが成り立っていないサイトも散見されます。
ようは流行ってはいるし、すぐに作成は可能だけれども、「うまくいっていない」んですね。特にお金(成果)の部分で。
議論の中でWEB関連のアプローチがなぜうまくいかないか…ということに関して、やはり一番は「プロモーション」の部分。あとは「マーケットのパイが小さい」ということが挙がりました。今回もw
「寄付マーケット」についていえば外国に比べれば、日本は正直小さすぎます。アドボカシー的な活動は勿論、意識は決して高くはありません。しんどいのです。そういった状況下でクリック募金や売り上げの一部を寄付します~的なECが爆発的に普及する可能性は極めて低いでしょう。
現状きちっと回っているサービスを見れば分かるとおり、「売り上げの一部を寄付できるから」「クリックすると何かが寄付されるから」というだけのサービスでは同機付けとして弱すぎるし、うまくいかないでしょう。理由は、「プロモーションの弱さ」であり、「サービスそのものの本質的な部分」にあるのだと思います。
寄付マーケットの小さい日本で今、チャリティオークションを開いたところで、「~に寄付されるからこれを買おう!」っていうケースは決して多くは無いでしょう。やはり結局は商品そのものの「質」が重要なわけで「~が欲しいから買う」というところが、今人気のY!チャリティオークションに代表されるように殆どだと思われます。つまり、もともと「売れる」商品じゃないと売れないってことです。エコだから売れる…とか、そんな甘いことではうまくいかないでしょうって言うことなんですよね。
これについては、例えば「イーココロ」等のクリック募金&EC→寄付サイトの仕組みと商品のラインナップを見れば一目瞭然でしょう。
そうなってくると、そもそもの話で「ソーシャルビジネスです」って無理くり言わなくてもいいわけで、こういうのって「営利法人がやってもいいのでは!?」という疑問に当たります。これについてはまさしくその通りで営利法人がやってもいんでしょうね。
そもそも、未だにNGOにとって太い財源となっているモノの一つに「コンビニのレジ横の募金箱」があるわけで、あの募金箱から寄付される金額というのは馬鹿にならない額なのだそうです。
営利と非営利の違いって、色々あることはあるのですが、いわゆる「お金の流れの透明性」っていう部分が非営利の方がより明確で、あとは「公共性」が担保されているかどうかってとこでしょうか。
大切なのは「目的」であって、WEBの募金サイトで言えば「何のためにそれをやるのか」ということが大切なのだと思います。当然、少ないリソースとコストでそれ以上の成果が上げられるのであれば、それをやることが本当の意味で「寄付先」へのためになりますし、その切り替えが出来ない(orそもそも見通しを立てずにサイトだけ作った)がためにWEB上に放置されてしまっている寄付系サイト、ECは本当に「もったいない」と思います。
何度も言いますが「何のために」が大切です。
さてさて、国内でもマイクロファイナンス的なものや個人間融資の試みが始まっているそうですが、はたしてどのようになるのでしょうか。思いつくだけでも課題は多数ありますが、今後も含めどうなるのか、見守って行きたいと思います。
大切なのは考え続けること…そして意識をすること。
最近WEBで展開しているNPO関連の募金サイト、及びEC、関連サイトもろもろについて、現状が知りたかったので、意見交換もかねてアポを取らせていただきました。
正直、これらのサービスは、ある意味氾濫しており、キレイなページがあっても更新がされていないサイトもあちこちに。逆に更新はされていてもECとしては勿論、クリック募金サイトとしても、いわゆる1サービスとしてキャッシュフローが成り立っていないサイトも散見されます。
ようは流行ってはいるし、すぐに作成は可能だけれども、「うまくいっていない」んですね。特にお金(成果)の部分で。
議論の中でWEB関連のアプローチがなぜうまくいかないか…ということに関して、やはり一番は「プロモーション」の部分。あとは「マーケットのパイが小さい」ということが挙がりました。今回もw
「寄付マーケット」についていえば外国に比べれば、日本は正直小さすぎます。アドボカシー的な活動は勿論、意識は決して高くはありません。しんどいのです。そういった状況下でクリック募金や売り上げの一部を寄付します~的なECが爆発的に普及する可能性は極めて低いでしょう。
現状きちっと回っているサービスを見れば分かるとおり、「売り上げの一部を寄付できるから」「クリックすると何かが寄付されるから」というだけのサービスでは同機付けとして弱すぎるし、うまくいかないでしょう。理由は、「プロモーションの弱さ」であり、「サービスそのものの本質的な部分」にあるのだと思います。
寄付マーケットの小さい日本で今、チャリティオークションを開いたところで、「~に寄付されるからこれを買おう!」っていうケースは決して多くは無いでしょう。やはり結局は商品そのものの「質」が重要なわけで「~が欲しいから買う」というところが、今人気のY!チャリティオークションに代表されるように殆どだと思われます。つまり、もともと「売れる」商品じゃないと売れないってことです。エコだから売れる…とか、そんな甘いことではうまくいかないでしょうって言うことなんですよね。
これについては、例えば「イーココロ」等のクリック募金&EC→寄付サイトの仕組みと商品のラインナップを見れば一目瞭然でしょう。
そうなってくると、そもそもの話で「ソーシャルビジネスです」って無理くり言わなくてもいいわけで、こういうのって「営利法人がやってもいいのでは!?」という疑問に当たります。これについてはまさしくその通りで営利法人がやってもいんでしょうね。
そもそも、未だにNGOにとって太い財源となっているモノの一つに「コンビニのレジ横の募金箱」があるわけで、あの募金箱から寄付される金額というのは馬鹿にならない額なのだそうです。
営利と非営利の違いって、色々あることはあるのですが、いわゆる「お金の流れの透明性」っていう部分が非営利の方がより明確で、あとは「公共性」が担保されているかどうかってとこでしょうか。
大切なのは「目的」であって、WEBの募金サイトで言えば「何のためにそれをやるのか」ということが大切なのだと思います。当然、少ないリソースとコストでそれ以上の成果が上げられるのであれば、それをやることが本当の意味で「寄付先」へのためになりますし、その切り替えが出来ない(orそもそも見通しを立てずにサイトだけ作った)がためにWEB上に放置されてしまっている寄付系サイト、ECは本当に「もったいない」と思います。
何度も言いますが「何のために」が大切です。
さてさて、国内でもマイクロファイナンス的なものや個人間融資の試みが始まっているそうですが、はたしてどのようになるのでしょうか。思いつくだけでも課題は多数ありますが、今後も含めどうなるのか、見守って行きたいと思います。
大切なのは考え続けること…そして意識をすること。