意味など…
ベンチャーの現場では、よく「スピード感」という言葉を耳にします。
ベンチャーならではのスピード感…
これって、言葉の意味まんまなんですが、それでもたまにいるのが
これを「作業スピードの向上」や「がんばり」による「時間短縮」…と
捉えている方。
まぁ間違ってはいないと思うのですが、本当の意味でのこの言葉って、
おそらく「意思決定のスピード」なんだと思います。
まぁ経営(マネジメント)レベルでは当然のことながら、それは現場レベル
においても…です。
ベトナムや台湾で商売をしている友人に聞くと、とくにIT・不動産まわり
なんかは「韓国企業と比べた際の日本企業の意思決定の遅さ」を
指摘する声を耳にします。
これらは組織というものの「仕組み」からくる問題でもあるのだと思います
が、意思決定のプロセスの明確化・そしてそれに伴う自発的なアクション
はどんな組織でも必要なもののはず。
そういった部分から「単なる頑張り」にとどまることのない、成果に繋がる
ような本当の意味での「スピード感」が生まれるのかもしれません。