働くスタイル | 港区白金一丁目

働くスタイル

あるビジネスマンとしての大先輩から以前頂いたアドバイス。


いわゆる「仕事の仕方」について。


若い頃は(僕もまだ27歳ですが)、とにかく「長時間」働きます。

中小零細ベンチャーにいる若手はホントみな長時間働くものです。


クオリティは別として…(笑)


実際にベンチャー経験のある方ならすぐにピンと来るかと

思いますが、残業を含めた総労働時間と仕事のクオリティ・成果は

決して比例しません。


…だって人間だもの(笑)


自分でも心当たりがあるのですが、20代前半の頃に必死に

残業して作成していた資料や数字関連の書類…27歳の今、

同じものを作れと言われたらおそらく半分以下の時間で更に

精度の高いものを作ることができます。


…これもまた、人間故に(笑)


あとは単なる「作業」にかかる工数だけでなく、ビジネスプランを

はじめとしたいわゆる「アタマ」を使うこと諸々について。

これもまた、ビジネスの世界での経験値がたまれば貯まるほど、

精度やひらめき、判断力が磨かれてゆきます。


つまり、年齢を重ねるにつれて、体力は低下してゆきます

(※体力的な無理が出来なくなってきます)


その反面、戦場を生き抜くための経験値は蓄積されてゆきます


若手の頃は、とりあえず、何でもかんでも「やりたがる」ものですが、

年齢を重ね、大量的な無茶が出来なくなるにつれて、1つ1つの

アクションの精度と質を高め、時間を短縮してゆく(瞬発力を高める)

…それが、冒頭に述べた大先輩からのアドバイスでした。


正直、僕もどちらか言うと若くて経験が足りない分「質」を「量」で

カバーしないとやってこれなかったタイプなので、30歳を3年後に

控えた今、あらためて仕事のスタイルを見据えながら、考えながら

やってゆかなければ…と思う今日この頃です。