思い出した一言 | 港区白金一丁目

思い出した一言

忘れられない言葉があります。

僕のパートナーだった元同僚(年上の)から言われた言葉。

「あなたがいてくれたから、私みたいな奴でも今日まで

続いてるんですよ。それを覚えておいてくださいね。」

仕事の立場的には僕が主導でした。

でもその時僕は前向きでない理由で会社を辞めようとしていた。

僕はその彼が「辞める」と言ったときに「あなたは僕が守る」と

約束したのに。

「僕に力を貸してくれるみんなのことは僕が全力で守ります。」

と言い切ったのに。

それから数ヵ月後、僕が前向きでない理由で「退職」を口にした

とき、彼から言われた言葉がそれでした。

仕事してて後ろむきな気持ちの中で、あんなに励まされたのも、

あんなに、仕事してきて嬉しかったのも初めてです。

二人でキーボード叩いて画面見つめながら横でボソッと言われて

…でもホント、色々なことが伝わりました。

本当にみんなを守りたい奴は、一時的な感情で投げ出しちゃダメ

なんですよね…。

冗談でも、愚痴でも、自分がしたくてやっていることを「辞めたい」

って言っちゃいけないんですよね。

朝6時まで一緒に働いたり、仕事のことで言い合ったこともある。

常に僕のサポートをしてくれて、影で支えてくれていた。

そんな彼に感謝しています。

なぜか今日はそんな昔の話を思い出しました。

その後の僕の言葉。(仕事に対して)

・どんな状況でも絶対にあきらめない。

・自分の仕事に対して常に実直であること。

・強く優しい人間であること。

僕は今もできているかどうか…毎日、考えながら過ごしています。