日ハム ダルビッシュ投手完投 | 港区白金一丁目

日ハム ダルビッシュ投手完投

たまたまニュースを見ていたら、日ハムのダルビッシュ投手が

完投勝利を果たし、パリーグ優勝に大手をかけたとの事。


中日優勝のニュースといい、いつの間にやら今シーズンが

終わっていた…という印象です。

僕はマニアックではないものの、もともとスポーツ観戦は好きな方で、

野球にサッカーに格闘技に、とりあえずまんべんなく観ていた…はずが、

この一年、テレビを見る時間が今までの三分の一以下になって

しまったせいか(ひょっとするともっと少ないかも)カラオケの「新曲」

も含め色々なことに浦島太郎状態。


いつの間にやら一年経ってしまいました…ガーン(笑)



と、それはそうと、今日「ダルビッシュ投手」をタイトルにしたのは理由が

あります。

TVのニュースやネットの記事を見ていて、ダルビッシュ投手が往々にして

「未来のエースへの第一歩」的に語られ、書かれていました。

思い起こせば僕の記憶は


「未成年にもかかわらず喫煙(一度ではない)で謹慎処分」


というニュースでダルビッシュ投手のイメージは止まっていました(笑)。

あのときは各誌・各局が散々に報道していましたが、「勝てば官軍」と

でも言いましょうか、知らぬ間に「エース候補」になっていました…。


思い起こせば工藤投手も西部ライオンズ時代「賭博」で処分されてたなぁ…

なんて昔のことを思い出してしまいました。

みなさん色々あるんですねぇ…。


仕事の種類にもよりますが、こういった見方というか、好意的な「見方」を

ビジネスシーンでも是非取り入れることは出来ないだろうか…なんてことを

今日考えちゃいました。

結構、会社組織って「一度イメージ悪くなるとそこから崩れてゆく」ことって

多いじゃないですか。いくら「評価制度が」って言ったって、ある企業では

期毎の目標に対し一定のマイナス基準を一度でも下回ると…



「絶対にそこから上には昇進できないライン」



というのが出来てしまう…という話を聞いたことがあります。

ようは一定ラインより上へ出世できなくなるってことです。

ITっていうと「起業家志望が多い」とか「野心家が多い」とか「若くても高収入」

とか、そういったアグレッシブなイメージがありますが、実際のところ「大手」と

言われている規模の大きいIT企業の中には、上記のような会社もあります。



「起業家志望でも一定の基準以下の成績をとると天井が出来てしまう」(笑)



嘘みたいな話ですが、実話です。

まぁ僕の知る限りですが、そこの会社には「起業」したい人はもはや今さら

「行かないだろう」という大手なので、上記のような滑稽な現象はおそらく

起きていないと思いますが…。


とはいえ、最近「起業」というキーワードを求人媒体でよく見かけます。

CEO・COO・CTO・CIO…

たぶん十年前に比べると「会社役員」って名乗っている方の人口は10倍くらいに

なっているんじゃないかな…とか考えてみたりしました。(実際はどうなんでしょうか)


チャンスが増えた…というのも一つはあると思うのですが、それはつまり

「雇用形態の選択」とはまた別に「雇われるか雇うか」の二択が、

今までより容易になった…ということが言えるのでは、なんて思ったりもしました。


僕の友人も従業員5人でベンチャーをやっています。

会社が出来て三年以上経ちましたがまだ生き残っています。

彼は当然役員です。

でも僕と収入は大差ありません。


学生と話をしていて思うのは、起業家が増えてきたものの、

「明るい部分しか見えていない」ということ。

会社役員・経営者=高収入

っていうイメージが学生のベンチャー志望の子達の間には結構あるんです。

だから僕の友人の話をすると驚きます。

でも安心するのは「それでもやりたい、起業したい!」っていう子がいること。

単なる「成功」や「勝ち」ではなく「経営」に興味がある子がいること。

その気持ちこそが、これからの困難に…(以下略)


と…つらつら書いてしまいましたが、

ようは、こんな「今」だからこそ、未来ある学生たち、これからベンチャー業界に

チャレンジしてゆく皆さんに、本当の姿を伝えたい…ということなんです。

たんなる自己満足かもしれませんが。


成功する姿は確かに未来への「希望」になります。

でもそこにいたるまでの道のりは決して平坦なものではない。

だから、真実を伝えて、それでも折れない強い心をもったみんなに、

男女問わずドンドンこれからのベンチャー業界で活躍していってほしいなぁ…。



「エリートじゃないけど、強い人」



ベンチャー向きです。

大手なんか間違っても行ってはいけません(笑)


…って気が付けば僕は経営者でもなんでもないですけどね(笑)ただの庶民。

まぁたまにはこんなことも言わせてくださいよ。


と、今日はここまで。