久しぶりに長崎話
長崎…心の故郷と勝手にしている長崎(笑)
大好きな街です。
今日はその長崎話の第二回目。
とっても久しぶりです。
さて、本日は「オランダ坂」について。
長崎の人っていうのは皆さん旅人に優しいんです。
本当にオープンマインド。
荷物をしょって歩いていると普通に話しかけてきてくれます。
これは以前僕が実際に経験したオランダ坂での出来事です。
オランダ坂は長崎を訪れると必ず訪れる場所のひとつ、
ようはグラバー園に行く、行きしな帰りしなどちらかで必ず
一度は通る…っていうオチなんですけど(笑)
ある日差しが強い日の真昼、オランダ坂を上っていると、
一人のおじいさんが話しかけてきました。
坂の上まで用事があるので一緒に行きましょうというお誘い
でした。
坂を上りながらオランダ坂の名前の由来について話してくれました。
その昔、いわゆる黒船の時代。
オランダ坂には外交に関わるいろいろな国の人たちが住んでいた
そうです。
そしてみなさん、毎週お祈りの日になると列を作って坂の上の教会へ
お祈りをしに行っていたそうです。
それをなぜか長崎の当時の地元の人たちは「全員オランダ人」という
ふうに思っていたそうです…だから「オランダ坂」と呼ばれるように
なったとのこと。
ちなみに当時外国人の家が並んでいたものの、そこにオランダ人は
住んでいなかった(みなオランダ以外の国の人たちだった)とのこと。
まぁこの話のウラこそ取っていないものの、このような話を聞きながら、
坂を一緒に上りました。
そして坂を上りきっておじいさんから一言。
「お兄さん、お年の割にはちょっとお腹がでていますなぁ…(笑)」
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しっかりとダメだしも頂戴した、長崎「オランダ坂」話でした。
ちゃんちゃん。