「タイヨウのうた」を観てきました | 港区白金一丁目

「タイヨウのうた」を観てきました

「タイヨウのうた」という映画を観てきました。

紫外線に当たると死んでしまうという難病にかかった女の子のお話。

女の子は歌が大好き。だから日が沈んで夜になると駅前に出かけて

ギターを弾きながら歌を歌う…そんな女の子が恋をして~といった

ストーリーなんです。



個人的に好きな「江ノ島」が舞台だったりということもあるのですが、

なんだかとっても気に入りましたニコニコ



「いま、会いにゆきます」、「世界の中心で愛をさけぶ」…いろいろと

感動する映画とよばれるものがあったんだけれども、

なんかこの「タイヨウのうた」は全然暗くなくて、病気・死・別れ云々よりも、

「純愛」・そして「生きる(生きた)」っていうのが全面に出ていた気がします。



最後は、ただ悲しいだけではなく何だかとても温かい気持ちになる…

そんなお話でした(^ー^)

「どうやって死んだか」ではなく、「どう生きたか」全てはそこにあります。

少なくとも僕はそう思っています。

確かに「死」にも色々あります。キレイごとだっていう考え方もあると思う。

でも僕はやはり「どう生きたか」だと思う。


ちょうど思春期の頃(今でも思春期ですが汗)僕は「フェノミナン」という

映画に出会いました。

「人間ていつか死ぬんだ」って思うと凄い不安になって怖くなって、なかなか

眠れなくなる…そんな思春期の頃です。

主演はジョン・トラボルタ。(興味のある方は是非ご覧になってくださいCD

僕はこの映画と出会い、生きることの一つの答えを自分の中で

見つけられたような気がします。

素敵な映画です。



そういえば古舘伊知郎さんがトークライブ(トーキングブルースお寺編)で

「俺は死ぬのが怖くて仕方ない」っていう話をしてたなぁ…そして、

「生ききったらコロッと死ねるかもしれない、俺はそういう人間を知っている」

って言ってたなぁ…(古舘さんのお姉さんのことらしい)



「生ききる…」



僕はどうだろう。

あ、そういえば千駄木(文京区)に住んでいた頃近くの寺の入り口の掲示板に

こういう言葉が書いてあったなぁ…



「死ぬということはその死の瞬間まで生きるということ」



なるほど。

そして今日観た映画で主人公の女の子はこう言ってたな。



「私、生きて生きて生きまくるんだから!」



僕もそう思います。

僕たちは生きているから。

だから、力いっぱい生きて、たくさん笑って、楽しい時間をみんなと過ごして、

そしてもっともっと輝いていたい。

人ってこんなに素敵で、こんなに輝けるんだということを僕なりの伝え方で

伝えてゆきたい。



これだけは役者を志していた昔からずっと変わっていない僕の気持ちです。


いやぁ、ホントよかったなぁ…どうやら7月からはTVドラマ化されるそうなので、

とりあえずDVD録画をしてみて見ようと思いますニコニコ



ではではまた明日。