あけましておめでとうございます!

というわけで今回は正月らしいネタを一つ。

まずはこちらをご覧ください。

 

実に富士山ですね。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Red_Fuji_southern_wind_clear_morning.jpg より)

 

富士山は日本一だと思わせる堂々たる風格。

たまには国立とかから見かける、ちょこっとしたのじゃなくてこういうご立派な富士を実際に見てきたいなぁ。

というわけで行ってまいりました富士山山行であります。(12月上旬です。正月ではないです。)

 

 

今回、紅葉山行改め富士山狩り山行の行先は200名山三つ峠山。

河口湖の北に位置しているこの山は富士山の景観の良さで知られています。

 

かの太宰治の中期の自伝的作品、その名も『富嶽百景』で太宰が井伏鱒二と登った山でもあります。

もっとも太宰は三つ峠近辺から見える富士を

 

“私は、あまり好かなかつた。好かないばかりか、軽蔑さへした。”

“これは、まるで、風呂屋のペンキ画だ。”

 

とか言ってるんですけどね。でもなおさらどんなふうに見えるのか気になりますね。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが山行のレポートに移ります。

 

三つ峠駅までは中央線大月駅で富士急行線に乗り換えて5,6駅。

 

駅からの登山口まで歩きのアプローチがまあまああるのですが、

 

途中ズーンとそびえる富士が南に。写真ではあまり伝わりませんが国立とは存在感が比べものになりません。

 

そして朝日を浴びる三つ峠の山々。壁のような威圧感。

 

三つ峠グリーンセンターの登山届の提出場所はややわかりにくいので注意してください。

 

 

舗装道路を詰めあがって登山道入り口の達磨石に到着。

 

山登り自体はそこまできつくもなくおしゃべりしてたらいつの間にかもうここまで来ちゃったという感じで登ってました。下から見た印象と比べたらだいぶ楽でした。

 

で、あっという間に屏風岩に到着。中々見事な岩でクライマーが登りたがるのも分かります。

 

 

と屏風岩の影に妙なものが。

氷にコーティングされた草でした。!

 

 

さて、そこから15分ほどで難なく三つ峠開運山山頂に到着。

三つ峠はその名の通り三つの山頂の総称になってます。で、開運山はその最高峰。

電波塔と電線にはやや興ざめでしたが、

 

 

この富士が出迎えてくれました。

 

 

デカい。

本当に大きい。

視界いっぱいの富士。

 

とにかく凄いので僕の言葉とケータイで撮った写真だけじゃなく実際にご自身の目で見てきてもらいたいですね。

期待は裏切らないと思いますよ。

 

ところで山頂でもう一つ素晴らしかったのが北側の景色。冠雪した南アルプスと北アルプスが広がっていました。

 

山ヤの先輩にはこちらのほうが受けが良かったかな?

 

 

僕のわがままで先輩にはひとしきり山頂付近を散歩するのに付き合ってもらい、下山しました。

有料休憩席、がっかり山頂、オオカミみたいな番犬、などなどブログネタはないことはないですがここでは割愛します。やっぱり実際に行ってみてみることをお勧めします。

都心からまあまあ近くて簡単に登れて景色もよくて、と三つ峠山は中々いい山だったと思います。今度は笹子の方からもいってみたいですね。

 

 

 

最後に、僕の初山行計画に付き合ってくださった二人の先輩には感謝です。ありがとうございました。

 

そして今年も一橋ワンゲルをどうぞよろしくお願いします。

と申し添えたところで新年最初の投稿を終わります。長文にお付き合いいただきありがとうございました。