新入生の方へ

これは3月に行った春合宿をまとめたブログです。

下のほうにスクロールすれば新歓のことを書いたブログもあるのでそっちを見てね!



マヌエル・アントニオから帰ってきたわれわれはついに旅のメイン、コスタリカ最高峰のチリポ山へ向かいました。

まずはアプローチです。


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こんな感じのレトロなバスに乗ってまず中継地点のサン・イシドロへ。

そこからさらに進みサン・ヘラルド・デ・リバスへ。ここがチリポの麓の村です。



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ここがチリポ登山の拠点、ペリカンロッジです。

pelicanoで検索すればロッジのホームページもあるらしいので気になった人はどうぞ。

ここのご主人のオマールさんはすさまじくいい人で、登山者のためには朝4時半から必死に飯を作ってくれるし、なくなった洗濯物を見つけ出してくれるし、おまけに入山日には登山口まで車で送ってくれるというすさまじさでした。


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ロッジの部屋。異国情緒がすごいですねー。

高地にあるということもあり、涼しくて非常に快適でした。


さあではチリポ登山です。


登山口を過ぎたところにある公園ゲート。

写真は圧縮に失敗したので残念ながらなし。

チリポは国立公園のなかにあるので、入園ゲートが設置されてるんですよ。


一日目の行動時間の予定は7時間半。

で1400mぐらいから3400mぐらいの山小屋まで一気に高度を上げたので、さすがにみんなお疲れモードです。

そんな中、やはり余裕の木村さん


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相変わらずのイケメンです。


とはいえ今シーズン初登山ということもあり、なによりわれわれの世代のワンゲルでは最高となる高度にいるためかみんな頭痛とか寒気に襲われていました。たしか上村だけ大丈夫だったのかな?


そしてフリースの着用方法を間違えてしまう寿栄松さん。


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これも高度からくる疲れのせいでしょうかね…そうだと信じずにはいられない。


翌日、まだまわりが寝静まってるあたりで行動開始。

前日山小屋のおっさんに確認したところ、荷物デポはできないとのことだったので仕方なくバカでかいザックを背負ってピークアタックすることに。


山頂直下

ここからは有名な急登になります。


きつい…。


それでも上げる高度自体が昨日ほどではないので気は楽です。

わりとあっさり頂上に到着。


記念写真。3819mです。


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日本でこの標高だと周りには枯れ木と岩しかないイメージですが、やっぱあったかいところは違いますね。

気温が高めなのに湿度が低くて、雲が高いところでもできるからでしょうか。

山頂には欧米系の外国人の方もけっこういまして、みんな圧倒的な軽装でした。

この世の不条理に歯がゆさを隠し切れないHWV一同。



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山頂から撮ったパノラマ。

ザックは無駄にでかくて邪魔だけど、景色がきれいなのはかわりません。

山頂にしばしとどまり、下山。

下山になると手が付けられないくらいのタフさを誇る木村さんをトップに、ぐんぐん高度を下げる下げる下げる。

みんな基本的に下山した後の煩悩しか頭にないため、下山中はあんまりしゃべらなくなるのが私たちの世代の特徴です。まあいいじゃないか、人間だし。


木村さんは下山だけでなく、チリポ登山全般にわたってトップを務められました。

そのペースメークは本当にちょうどよくて…ありがとうございました。


下山後は近くにあるという温泉へ。

ペリカンロッジから歩いて大体30分ということを聞いてもう行かなくてもよくね?と個人的には思ってしまったわけですが、そんな気持ちを隠しつつ帰ってきた道をまた歩き始める一行。

ただこの道、30分という距離以上にきついのがその勾配。もはや急登といってさしつかえない道が続きます。

それでやっと温泉こっちにあるよって言う看板が見つかったと思いきや、いや実際そっちにはあったわけだから何の文句もないですが、体感的には45度くらいの坂道(なぜか舗装されている)を登るはめに。

しかもその道が山道特有の蛇行した感じになってまして、あのカーブの先にはさすがにあるはずだと思いきや、

ない。またカーブ。

の繰り返し繰り返しで、やっとたどり着いたときにはみんなくったくたでした。


とはいえようやく着いたので、7ドルだかそんぐらい払っていってみると、湯気が出ててかなりテンションが上がる。

入ってみる。

超気持ちいい!もうみんなテンションの上がり方がさっきの比じゃない!

何がいいって温度です。日本の温泉もたしかに気持ちいいですが押しなべて温度が高めですよね?

それがここはまさに適温なんです。ちょっと冷たいような気もするけどそんなこともない。

1時間以上入ってました。


そのあとペリカンロッジに帰り、反省会もそこそこにオマールさんの料理で癒されます。

ピークに立ったのが今日のこととはとても思えない。下山するといつもそんな気持ちに駆られます。


そんな感じで旅のメインを終え、チリポに別れを告げて翌日はサン・ホセへ。

この日からホステルが変わりましてラ・クエスタというところに泊まることに。

ラ・クエスタはいかがわしい外観をしておりますが中は普通です。


そこでまたしても日本人の旅行者、しかもわれわれとほぼ同年代の方と一緒になり、中華料理店でお昼をご一緒することに。

コスタリカは日本人観光客が少ない国だといいます。出会いに恵まれてたんでしょうね。


で、翌日はキャノピーへ。

キャノピーっていうのはロープに器具をつけてそれにぶら下がってジャングルの中を空中散歩するようななんともレジャー要素の強いアクティビティです。


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始める前の様子。メットとハーネスをつけていざ!さながら沢登り。


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あの見えないロープの先にビューンていくわけです。


しかし、やってる間中ずっと小雨が降り続き、濃霧にみまわれ、さらに私は前日からどうも風邪をひいてしまったらしくキャノピーを楽しむどころじゃない。

私だけじゃなく他の部員も最初と最後だけでよかったみたいな感想をもらしていました。

でも今考えてみるとけっこう楽しかったな…山みたいなもんでしょうか?


これでコスタリカでのイベントは終了。お土産買って帰路へ。


帰りは途中マイアミ、シカゴを経由して、シカゴから12時間かけて日本へ。

成田で解散、これにて春合宿終了です。



23日に帰ってきたにもかかわらず早くも4月になってしまいました。

けっこう新歓とかで忙しかったというわけでお許しください。




以上です!関係者の皆さんご心配おかけしました!そしてご支援ありがとうございました!

それではでは。