外に出てはじめて分かる事もある。 | 日々坦々

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どんな事でもそうですが、外に出てはじめて分かる事があります。

職場でもそうです。
今自分が働いている職場を出て、別の職場に行った時にはじめて自分の居た職場がどんな職場だったか分かったりします。

自分の自由な仕事スタイルで働かせてもらっていた会社を辞めて、別の会社に転職すると、そこはまるで軍隊のように自由は一切無く、すべて決められた通りにやらねばならない場所だったりするわけです。

外に出てはじめて、以前いた会社の良さが分かる人も多いと思います。
できるならば、戻りたいと思う人もいるでしょう。

そんな時に、出戻りする人を温かく迎えてくれるような企業文化があれば、その人はまた戻ってこれます。

私は経営者ですが、自分の企業をそういう企業に育てたいと思っております。
「可愛い子には旅をさせよ」という言葉がありますが、可愛い従業員には一度、外に旅をさせるというのも一つの経営者の考え方だと思います。
外に出てはじめて分かる事もあるのです。
外に出て分かった時には、もう遅かったという事にならないよう、出戻りを温かく迎えられる、そういう器を企業経営者は持つべきだと思っております。

会社を辞める者を裏切り者として扱うのでは無く、我が子のように扱うべきであると私は思っております。
我が子ですから、旅をさせればいいんです。