特集レビュー 「デヴィッド・フィンチャー監督」 あとがき | ひでの徒然『映画』日記

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映画レビューを徒然なるままに書き綴ります。

今回の特集レビューはいかがでしたでしょうか。



シャープな映像。

アッと驚かすストーリー展開。



フィンチャー監督が創り出す世界観に呑まれてしまいました。



あと、今回気付いたのは、

「カット・イン」が多いかなということでした。



編集の知識は持ち合わせていませんけどね(^_^;



「エイリアン3」で、

リプリーが「私を殺して。」と告白するシーンも

カット・インしていたと思うのですが、

セリフとシガーニー・ウィーヴァーの表情に

強烈な印象を与えていました。



「セブン」のクライマックスでも

ブラッド・ピットの苦悩の表情を浮かべるシーンに、

モーガン・フリーマンが説得するカットと

状況が呑みこめずにいるヘリコプターからのカットを

細かくカット・インしていたと思います。



細かくすることで緊迫感が出ていましたよね。



「ゲーム」や「パニック・ルーム」のクライマックスでも

同様の効果があったのではないでしょうか。



ただ、「ベンジャミン~」で、

ベンジャミンが父トーマスを海へ連れていくシーンがあるのですが、

そのシーンのカット・インは多かったかなぁ・・・なんて(^_^;



カット・インは音楽PV出身の監督ならではの技巧なのかもしれませんね。



さて、フィンチャー監督の次回作はどんな作品になるのでしょうか?

キアヌ・リーヴスとコンビを組むなんて記事を

目にしたことがあるのですが、その後、どうなっているのでしょうね。



「ベンジャミン~」で新たな世界をみせてくれたフィンチャー監督に

今後も目が離せません。



以上、特集レビューでした。